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かまってちゃん【梅原裕一郎】 ページ33

梅原side



「梅ちゃん梅ちゃん梅ちゃんーーー!!!」

今日もすごい鮫川Aは俺の目の前で

キキキーーーーッとブレーキかけて止まった

「はっ、はぁ、ゲホッゴホッ」

梅原「おうおう、水いるか?」

「だ、………ぃじょ…ゲホッゴホッ」

梅原「落ち着けよ、この後仕事無いから」

どうした、と聞くと



「梅ちゃんスイーツ好き?!」

梅原「まあ、そこそこは」

「ほんと?!何が好き?」

梅原「うーん、」

「あのね、スタッフさんから貰ったんだけど」

行かない?と誘われてOKすると

元気フィルター(そう呼んでる)が凄かった



で、

仕事終わりに来たのだけど

「お待たせ〜〜!ごめん、仕事で遅くなった!」

梅原「おお、大丈夫」



珍しい格好してた

梅原「珍しいね、ワンピース着てくるの」

「あ、さっき仕事で濡らしちゃって着替えたの」

「ホントならいつもの格好なんだけど…」

ごめんね、と言われる



鮫川はいつもごめんと言う

いや、何に対してもだ

梅原「いや、大丈夫」

よかったぁ、と笑うその笑顔は

榎木君いわく安心の顔、らしい



スイーツを食べて、の帰り道

「さっき店員さんがくれたの!」

梅ちゃんにもあげる!と渡された

梅原「ん、サンキュ」

「電車だったよね?途中まで一緒に帰ろ!」

先に降りたのは俺



「また明日〜!」

梅原「ん」

最後まで手を振る鮫川に笑いながら手を振った俺

LINE通知、それは鮫川で

カップルみたいだっておばさんに言われたらしい

梅原「まじか」




次の日はマネージャーに怒られてる鮫川を見る

「す、すみません…」

かなりご立腹で、鮫川もやばいなという顔

「いや、でも…、さっきのはスタッフさんの…」

それはどんどん鮫川の様子が変で



マネージャーが居なくなったあと

「……」

いつもの元気さは0で

榎木君のような負のオーラダダ漏れだった



「…」

声をかけようか迷ってた時に

榎木「だから言っただろ」

「…淳弥くんか」

榎木「やめとけって」



「…あの場に居たら、誰だってすることでしょ」

「私は、あの人のようには…なりたくない」

榎木「だからって、マネージャーに止められてるのに振る舞う必要ない。明るくしたって、意味ない時あるでしょ」



榎木「疲れるんじゃん、いつも」

榎木「だったら、辞めて本来のスタイルで行きなよ」

榎木「俺と同じなんだから」

梅原「…?」

それからの鮫川は元気さ0

静かで周りはびっくりしてた

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のるのら(プロフ) - ふうせんさん» コメントありがとうございました!🥰🙌 (2023年1月29日 7時) (レス) id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
ふうせん - 素敵なお話ありがとうございます! (2023年1月29日 3時) (レス) id: e8496d8079 (このIDを非表示/違反報告)
のるのら(プロフ) - ムスメ3さん» コメントありがとうございます。本当に申し訳ないです😭🙏とても助かります、変更ありがとうございました!声優・短編集3にてお作りしますので少々お待ち下さい🙌 (2023年1月28日 6時) (レス) id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 全然読めてなくてごめんなさい🙇🏻‍♀️💦 (2023年1月27日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 夫婦の所を双子の兄弟でお願いします (2023年1月27日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のるのら | 作成日時:2022年12月28日 9時

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