【声優・短編集】2

ストーカー気質【梅原裕一郎】リク ページ31

スタッフside



｢………｣

隠れてコソコソしてる鮫川さんが見てるのは

西山｢ねえ！！なんとかしてこれ！｣

梅原｢はっはっは笑なんでそんな怒るの笑｣

女性スタッフが鮫川さんに声をかけた

女｢鮫川さん、不謹慎です｣

｢すみません、もうちょっとで終わるので｣

結局ずっと見るからか



女｢鮫川さん！！！！！｣

ブチ切れられて

｢ウヒッ？！｣

歩いてきてた梅原さんと激突

｢す、すすす、すみません！｣

梅原｢あ、いえ…って、鮫川先輩…？｣

｢アッ？！あ、いや、…こ、これは…｣

梅原｢久しぶりですね…って、あれ｣

｢あわ、わわわっ？！｣



梅原｢怪我してますよ笑手当しましょう｣

西山｢…梅ちゃん…知り合い？｣

梅原｢うん、高校と大学一緒の先輩｣

｢うあっ、いや…あの、｣

梅原｢懐かしいなぁ…人見知りすごい発揮するから｣

見てて楽しかったんだよな〜と梅原さんに対し

冷や汗をかいてる鮫川さん

女｢…お知り合いならもっと堂々とした方が…｣

梅原｢？…また隠れてたんですか？｣

可愛らしい方ですよね、と梅原さん



う、うぅ…と縮こまった

｢…帰ります｣

梅原｢え？お茶しましょうよ｣

｢いや…あの…まだ、新人声優の身…お茶なんて…｣

梅原｢奢りますよ？｣

｢いやっ、こ、後輩…？には…ちょっと…｣

梅原｢ふふ、遠慮しないでください｣

さあ、行きましょ〜と梅原さんは鮫川さんを連れてく



西山｢…なんだあのキモイ顔｣

勿論梅原さんに、である

それからは、梅原さんが鮫川さんと居ることが増え



僕は初めて知ったのだけど

梅原｢ふふ、全く…先輩たら｣

梅原｢俺がそんなに気になってたなんて…ふふ｣

｢いや……あの、え？｣

梅原｢…知ってますよ、ずぅっと｣

梅原｢俺の、ストーカーするほど、ですもんね？｣

｢エッ？！｣



梅原｢知ってて当たり前です…なんせ｣

梅原｢先輩の凄さを知ってるのは俺だけなんで…｣

梅原｢先輩をいじろうと思って…｣

梅原｢先輩の家とか…職場とか…知ってましたよ？俺｣

｢エッ…す、ストーカーだったの…梅原くんなの…｣

梅原｢あれ、バレてなかったんですか？｣



梅原｢ふふ、両思いですね〜俺ら｣

梅原｢いっその事…付き合ってみます？｣

先輩なら、俺大歓迎ですよ？と話してたのを

僕の方に見て、シーとした

バレてた、怖い、怖いぞ梅原裕一郎

かまってちゃん【梅原裕一郎】リク→←恋愛対象外【中島ヨシキ】リク

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す