へえ〜…35 ページ35
主人公side
大丈夫かな、
顔に手を持って、はあ〜…としてた梅原くん
疲れてたのになにやってんの私…
お茶を出したけど、大丈夫だったかな
梅原｢…A｣
｢？！｣
耳元でそう言われてびっくりしたら
ニヤニヤ顔の梅原くん
梅原｢呼んでんのに考え事？｣
｢え？あ…、ごめん｣
梅原｢そういえばさ、佐藤って砂糖ちゃんて言われてるよな｣
なんで？と言われて
｢…見た目が優しいから、甘くて優しい意味の砂糖｣
｢まあ、佐藤だから砂糖って呼ばれてるのもあるかな｣
梅原｢ふーん、｣
｢？｣
梅原｢佐藤って業界にいるけどさ｣
｢うん｣
梅原｢20代だと…お前だけだな｣
｢え、そう？｣
梅原｢うん｣
そうだっけ、あ、そか、30代には2人いるよね
梅原｢デートさ、｣
｢え、何、｣
梅原｢…楽しみだな｣
｢え｣
梅原｢佐藤と出かけんの俺、結構楽しいから｣
友達止まりが多いから、楽しいと言われがち
それは普通に嬉しい
｢うん、楽しみだね｣
どこに行くかは、梅原くんが決めるからなあ〜
と思ってたのに
梅原｢はい行くぞー｣
｢え、え、え、え？！｣
朝早くからバスに乗って着いたのは静岡県
｢(え、待って、どこに行くの？！)｣
着いたのは綺麗な家
｢(もしかして…ここって、)｣
梅原｢ただいまー｣
｢(やっぱり？！)｣
ニヤニヤ顔の梅原くんは私を見た
梅原｢ようこそ〜梅原の実家へ〜｣
｢…まーじ？｣
梅原｢まじでーす｣
｢え、なんで？｣
梅原｢友達だからでーす｣
なのにはめられたのだ
梅原くんのご家族に結婚の挨拶だと勘違いされる
｢？！｣
梅原｢はははははは笑違うから笑｣
｢梅原くん？？｣
梅原｢ここ、梅原苗字多いから、裕一郎呼びな｣
｢なにいじってんの？｣
梅原｢ガチガチに緊張するなよ〜動画撮ってるけど｣
｢撮ってんの？！｣
ゲラゲラ笑う梅原くん
梅原｢どうですか、相談役にいじられる気分は｣
｢めちゃくちゃ怖いことするね…｣
梅原｢そお？｣
友達の家に遊びに来たことないだろ、と言われて
友達の家には来たことはあるけど
まさか大人になって実家に行くなんて
｢(しかも異性の…)｣
そりゃ、彼の年齢からして
ご家族は彼女だと思うだろうし
結婚するの？！やっとね！なんて言われて当たり前だ…
｢(顔に熱集まるのやめろ！？)｣
梅原｢お？恥ずかしくなった？｣
｢梅原くん…タチ悪いよ…｣
彼は楽しそうにゲラゲラとまた笑った
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のるのら(プロフ) - 水無月のぞみさん» 恋愛ものになるとちょっと長くなってしまうので…すみません笑 (2022年2月3日 9時) (
レス) id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
水無月のぞみ - 恋愛endじゃないんだ。ちょっと残念です。 (2022年2月3日 7時) (レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のるのら
| 作成日時：2021年11月13日 9時
