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へえ〜…20 ページ20

梅原side

「へえ…大変だね」

隣で元同級生から電話かかってきたらしく対応中

「あー…ごめん、仕事だから、じゃ」

「…はあ、なんで番号知ってんの…」

梅原「元彼じゃね?」

「あー……携帯変えよ…」

梅原「なんて言われたの」

「…嘘つきの元同級生が、全くの関わりのない元同級生の名前を出して、教えてもらったって言われて、友達になろって」

梅原「…それ、声優やってる俺の友達すげえだろ自慢したいだけじゃね」

「そう、それ目的が増えた」

梅原「…」

「SNSのDMもそう、反応してくれると思われてる」

マネージャーに任せてるから知らないと


「元彼も元同級生もクズしか居ないから」

「だから、友達ってなんぞ、みたいな」

梅原「あー…」

「だから、界人が珍しい。長く続くなんて思ってなかった」

家に着いた

「じゃ、お疲れ様でしたー」

梅原「佐藤」

「ぐえっ」

梅原「お、わりい」

フードを引っ張ったからカエルみたいな声


「…なんすか」

梅原「…家…来ねえ?」

「襲う気っすか、流石〜」

梅原「あー…そっか、じゃあ休みの日来いよ」

「…ん?」

梅原「時間的にそう感じるだろうし、休みの日普通に日中来たら?って」

「おー、休みいつ?」

梅原「明後日」

「おー、午後からなら行ける」

朝、仕事だからと言われてそこでまた話すことにした


梅原「じゃ、また明日な」

「うーす」

マンションに入ってくのを見送って歩き出す

次の日

女「だからね?お姉ちゃんがー!」

「ちょっと待った、お姉さんの問題なのに口挟みすぎじゃない?それ」

女「なんでよ!お姉ちゃんの為だもん!」

「それお姉ちゃんの為じゃなくて、自分の株上げ」

「それにお姉ちゃんが気づくまで絶対続ける」

「それ、お姉ちゃんの気づきを邪魔してるだけ」

女「なんでいつも砂糖ちゃんてそんな考えしか出来ないの?つめたーい」

「…」


女「ていうか、砂糖ちゃんてダメ男製造機だったんでしょ?」

女「人にあれこれ言うけどさ、自分だってダメにしてんじゃん」

女「他人にしか言えなくて自分はして来ないくせにさ〜」

「そりゃ、自分の場合気づかないよ?」

「他人だから気づける、どれも気づかない人の方が…辛いし」

女「いやいや〜他人のは気づかない方がよくない?」

女「自分のすら気づかないであれこれ言うの何様かよ〜笑」

「…そうだね」

女「直しなよ、そういう所」


「…そんなの私だってわかってる」

梅原「…」

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のるのら(プロフ) - 水無月のぞみさん» 恋愛ものになるとちょっと長くなってしまうので…すみません笑 (2022年2月3日 9時) (レス) id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
水無月のぞみ - 恋愛endじゃないんだ。ちょっと残念です。 (2022年2月3日 7時) (レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のるのら | 作成日時:2021年11月13日 9時

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