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へえ〜…13 ページ13

梅原side

「なんか声聞こえる」

梅原「ん?」

「野外でしてんかも」

散歩しててこっち行ったら帰れないんじゃねコース

そこで男女の声が聞こえると佐藤が

歩くと確かに聞こえてきて

「…めっちゃ水音」

肌と肌がぶつかる音、水音、それから声

「無料…AV鑑賞…」

「どうなる?行くとか?お?」

梅原「めっちゃ喋るなお前」


近づくと目と鼻の先

しゃがんで木の棒を持って絵を描く佐藤

梅原「何書いてんの」

「猫」

胸書くところだろそこは

なのに、やってる風を書いてる佐藤は楽しそうで

梅原「文字書いとこ」

2人してやべえのを書いて笑う

「ぶふっ笑ふご」

梅原「しー」

ベロ、と手を舐められて離す

梅原「うおい」

「しょっぺ、何汗かいてんの梅原くん笑」


ゴシゴシと拭いて貰い

覗くと

「お〜…潮?」

梅原「間近で見たのは初めてだわ」

「変態だな〜梅原くん笑」

梅原「佐藤もなかなかだぞ」

「私さ、野外でしたことあって」

梅原「マジか」

「すごい恥ずかしくて嫌で、人とか普通に通るし…」

「だから、声とかまあ…演技だけどさ」

「電車の中で触られて、キスされて、それも嫌で」

「それをする為の彼女かってずっと思ってたから」

「苦痛だったんかもなー」


猫の絵を写真で撮ってSNSに投稿する佐藤

「…お、帰ったっぽい」

梅原「(…ていうかSNSに書くなよ…笑)」

居た場所に歩いていく佐藤に着いていく

「うーわ」

梅原「ん?」

「すっごい、オスメスの匂いする」

梅原「興奮してんじゃねえよ笑」

「アデッ」

木の棒で水たまりをグシャグシャにする

「見て、じゃーん」

梅原「うわ…」

「これぞ…愛の……液?」

梅原「顔に付けんぞ笑」

「ヤダそれはキモイ笑」

マンション前に着いて

「ほいじゃ、おやすみ〜」


梅原「佐藤」

「んお?」

梅原「いい人見つかるんじゃね?」

「…知ってる?梅原くん」

「いい人には必ず女の影があるんだよ〜ん」

梅原「…」

「アレ、大丈夫?」

梅原「なんか分かるかも」

「ははは笑」

梅原「お前、彼氏居るだろ」

「え、居ないよ!私いい人じゃないから笑」

じゃ、マジでおやすみ〜!と離れていく佐藤


梅原「あれは居るな」

居なかったら、なんか…マジで驚く

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のるのら(プロフ) - 水無月のぞみさん» 恋愛ものになるとちょっと長くなってしまうので…すみません笑 (2022年2月3日 9時) (レス) id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
水無月のぞみ - 恋愛endじゃないんだ。ちょっと残念です。 (2022年2月3日 7時) (レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のるのら | 作成日時:2021年11月13日 9時

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