第7話 ページ7
ツ「本当だ！」
そしてユニにお返しするように手を振って見せる。すると隣の白蘭がフォークをもった手で手を振ってきた。
獄「何で白蘭の野郎がいるんだよ。」
山「ケーキがタダで食えるから来たっていってたぞ。」
ボンゴレの監視対象が呑気にケーキを食べていていいのだろうか？素直にそう思ったが、流石はボンゴレ、念には念を入れている。白蘭の少し後ろの方で監視らしき二人が注意深く白蘭を見ていた。
リ「ちょっと行ってくるぞ。」
そう言って肩から飛び降りたリボーンをツナは追いかけようとした。がー、
リ「おめーは先に相手をする奴がいるぞ。」
ツ「え？」
何を言っているのだろう？そうして一歩前に出ようとしたその時ー！
獄「10代目！！」
ガシッと獄寺に両肩を捕まれる。
獄「どちらへ？」
ツ「どこって………………ユニ達の所にだけど？」
獄「それは後にしていただけませんか？」
ツ「へ？」
後にって、一体どういうこと？
獄「まずはあっちです！！」
そう言ってくるりと向かされた先にいたのは………………猛獣のようにギラリと目を光らせたヴァリアー御一行だった。
ツ「え、え？えええ！！？」
そ、そういえば獄寺くんがそんなこと言ってたような…………………！！！
獄「さ！行きましょう！！」
ツ「絶対嫌だよ！殺されるって！！」
グイグイと押して来る獄寺に対し踏ん張って耐える。行ったら確実殺されるよ！ルッスーリアは指ボキボキいってるしマーモンの目がキラリと光ってるしベルフェゴールはナイフ構えてるしスクアーロは舌舐めずりしてるしザンザスはなんか右手光ってない！？コオオオオオって効果音が聞こえるよ！？
ツ「絶対嫌だあああああああ！！！」
獄寺を突き飛ばし脱兎の如く走り出す。
獄「あ、ちょ！10代目ーーーーーー！！！」
逃げ出したツナを慌てて追いかけ始める獄寺。
山「お？鬼ごっこか？じゃあ俺もにげねえとな♪」
事情を少しも分かっていない山本もまた獄寺達とは別の方向へ走って行った。
ベ「あーあ、逃げられちまった。」
ル「残念ね〜、せっかく遊べるとおもったのに。」
建物の中へと消えた三人をみてがっかりしたようにベルとルッスーリアが呟く。
レ「軟弱な。」
ス「多分お前は眼中に無かったぞお。」
マ「だろうね。」
レ「なぬ！？」
実際、ツナはレヴィなど眼中になく、地獄の鬼ごっこを続けていた…………。
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五月雨(プロフ) - 続き気になります！頑張って下さい (2017年2月27日 23時) (
レス) id: 532e1d96ce (このIDを非表示/違反報告)
朧 - 凄い面白いです。続きをまっています。 (2016年2月15日 18時) (携帯から) (レス) id: 7f70fb0fdf (このIDを非表示/違反報告)
☆ - すごい面白いですっ。更新頑張って下さいっ。 (2015年8月13日 11時) (レス) id: 44695f2e16 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 待ってました！！ ＸＡＮＸＵＳが一体誰のことを話していたのかすっごく気になります！！ これからも楽しみにしてます！ (2015年8月8日 14時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
lotus(プロフ) - 待ってました！これからも無理なく頑張ってください！ (2015年8月8日 11時) (レス) id: 2faa68524c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：干支神 | 作成日時：2014年7月13日 13時
