第30話 ページ30
リ「あいつ、とうとう自棄になったのか？」
獄「俺はどんだけ落ちぶれても、あの野郎のモルモットだけはやりません。」
山「？獄寺はモルモットになれるのか？」
獄「そういう意味じゃねえ！！」
山本、動物のモルモットって意味じゃないからね。実験動物って意味だからね。山本に心の中で諭しているとー、
ザン「てめえら、何を勘違いしてやがる？俺は血と炎のサンプルを提供しただけだ。」
などという言葉が聞こえて全員の動きがピタリと止まる。本当なのか？といいたげな目で全員が未来のザンザスを見た。
ザン「………………どうやら、俺がチビカスに身体をいじくり回されたと思っていたようだが、やっぱりカスはカスだな。」
そんなことさせるわけがねえ。と、未来のザンザスは言う。その言葉を聞いてヴァリアー一同は安心したように胸を撫で下ろした。
ザン「………………てめえらをかっ消してえところだが、俺には時間がねえ。」
リ「何だ？死期が近いのか？」
ザン「違え、この時代に居られる時間がもう残り少ねえってことだ。」
ユ「そうなのですか！？」
未来のザンザスの真剣味を帯びた言葉に空気が一気に張り詰める。ふざけてる場合じゃなかった…………！！
ザン「この時代に俺を導いた未来のユニは、2週間が限界だと言っていた。」
獄「！？ちょ、てめえ！！確か1週間前に事件起こさなかったか！？」
ザン「ああ。」
獄「じゃああと1週間しかねえじゃねえか！！」
！？たったの1週間！？
ユ「なら、急がないといけませんね……………。」
9「そうじゃな。すまんがザンザス、この匣しばらく借りても？」
ザン「構わねえ。それとー、」
すると未来のザンザスは懐から手のひらサイズのメモ帳を取り出す。
ザン「この匣兵器を販売していた組織のリストだ。バツが付いてるのは、俺が潰したファミリーだ。」
9「それは助かる。これも借りるよ。」
9代目が立ち上がり胸ポケットからナプキンを抜き取って直接触れないように匣兵器を包む。それを持ち、未来のザンザスからメモ帳を受け取ると足早に部屋から出て行った。
リ「ボンゴレの力があれば、3日で販売元を突き止めるだろうな。」
山「じゃあ一安心か？」
獄「いや、あの匣兵器を全部ぶっ壊すまでは安心できねえ。」
ツ「できるだけ早く見つかればいいけど……………。」
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五月雨(プロフ) - 続き気になります！頑張って下さい (2017年2月27日 23時) (
レス) id: 532e1d96ce (このIDを非表示/違反報告)
朧 - 凄い面白いです。続きをまっています。 (2016年2月15日 18時) (携帯から) (レス) id: 7f70fb0fdf (このIDを非表示/違反報告)
☆ - すごい面白いですっ。更新頑張って下さいっ。 (2015年8月13日 11時) (レス) id: 44695f2e16 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 待ってました！！ ＸＡＮＸＵＳが一体誰のことを話していたのかすっごく気になります！！ これからも楽しみにしてます！ (2015年8月8日 14時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
lotus(プロフ) - 待ってました！これからも無理なく頑張ってください！ (2015年8月8日 11時) (レス) id: 2faa68524c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：干支神 | 作成日時：2014年7月13日 13時
