第13話 ページ13
リ「……………まさか、こんな所に奴が乗り込んでくるとはな。」
取り残されたリボーンがツナ達が飛び降りた窓を見ながらボソリとつぶやく。その隣で、ユニが何かを深く考えるように顎に右手を添えていた。
ユ「…………………もしかしたら…………………。」
リ「どうかしたか？」
何か気になることがあるらしい、リボーンがユニに問いかける。
ユ「いえ、確かな確信がないので…………………。」
リ「そうか。」
追求するまでもないと判断し、リボーンはそれ以上聞くことをやめ、再び窓へ、その先にいるであろう敵を見据えた………………。
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ツ「ふぎゃっ！！」
窓から飛び降り(落下)、着地したのは運良く植木の上。3階の高さから飛び降りるなんて無茶すぎるよ……………。
ツ「いてててて…………………。」
山「何だ、ツナだったのか。」
ツ「え？」
聞き覚えのある声に思わず顔をあげれば、そこには愛用の刀を手にした山本がいた。
山「上からいきなり悲鳴が聞こえたから、びっくりしたぜ。」
ツ「あ、なんか……………ごめん。」
山「俺は大丈夫だ。それより、すげーな！3階から飛び降りるなんて。」
ツ「獄寺くんに……………ひきづられて………………。」
その当の本人はというと、既に植木から起き上がってどこからか取り出したダイナマイトを構えてある方向を睨んでいた。
獄「10代目！早く立ち上がってください！！」
ツ「え、あ、うん！」
獄寺の迫力に押され、服についた葉を払いながら慌てて立ち上がる。そしてー、
ツ「あれが………………。」
かなり広い中庭にはそれぞれ武器を構えた男達がおり、その中にはザンザス以外のヴァリアー姿もある。その全員が殺気とともに見つめる先に、それはいた。
ツ「“黒の亡者”。」
屋敷の屋根の上には人影。太陽の光を受け、風に揺れる漆黒のマント、そこから伸びた腕とフードの隙間から微かに見える顔には包帯が幾重にも巻かれている。その視線の先には何があるのだろう？もしくは、何も見てはいないのだろうか？敵意という敵意は一切感じられない。しかし、それが逆に不気味である。只人とは到底思われない異様な姿に背筋に阿寒が走った。
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五月雨(プロフ) - 続き気になります！頑張って下さい (2017年2月27日 23時) (
レス) id: 532e1d96ce (このIDを非表示/違反報告)
朧 - 凄い面白いです。続きをまっています。 (2016年2月15日 18時) (携帯から) (レス) id: 7f70fb0fdf (このIDを非表示/違反報告)
☆ - すごい面白いですっ。更新頑張って下さいっ。 (2015年8月13日 11時) (レス) id: 44695f2e16 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 待ってました！！ ＸＡＮＸＵＳが一体誰のことを話していたのかすっごく気になります！！ これからも楽しみにしてます！ (2015年8月8日 14時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
lotus(プロフ) - 待ってました！これからも無理なく頑張ってください！ (2015年8月8日 11時) (レス) id: 2faa68524c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：干支神 | 作成日時：2014年7月13日 13時
