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『………ネコを撫でています』
「いや、お前が何故ここに居るのかと聞いている」
金髪に水色の目。
眼鏡を掛けていて全体的に黒い人。
声が低い…年上だろうか。
『知りません。』
私がしようとしていることじゃないから。
知らない。分からない。
「ほう……分からないのか」
『はい』
「名はなんだ？」
『Aか…バケモノか………何も分かりません』
分からない。どれが名前なのか。
gr)「A…か。俺はグルッペンだ。」
『そうですか』
どうでもいい
私はネコに向き直る。
gr)「……？驚かないのか？」
『……？意味が分かりません』
「ﾐｬｰ…」
驚く？知らないそんなの。周りに誰も居ない。
合わせれないから。
そんなことを考えているとネコが弱ったように
寄りかかってきた。
『…………』
どうしようか。分からない。
そう思ったときだ。
「おいゴミ！何時までそこいんだよ！」
父親が来た。
外に放ったのは母親だ。私の意志じゃない。
………めんどくさい…。
「ｯﾁ、汚ぇ奴が汚ぇネコもってwwお揃いかよw」
そう言って父はネコを乱暴に持つと、
壁に叩きつけた。
「ﾐ"ｬｯ」
ﾍﾞｼｬｯ、と床に落ちるネコ。
………。
誰も駆けつけない、助けない。
誰しもが見るだけ。見世物なのだろうか。
gr)「……」
面白いのか……グルッペンさんもそうか。
そうか。めんどくさい……
gr)「おい」
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Sと言われるM - ありがとうございます！！更新頑張らさせていただきます(？)！ (2022年8月27日 21時) (
レス) id: 9d115d3b9f (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - 初コメ失礼致します！！好みすぎる作品です…！！更新頑張ってください！ (2022年8月27日 17時) (レス) @page48 id: b80ccc6ac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sと言われるM | 作成日時：2022年8月17日 9時
