103 ページ3
『と、言うわけで
今日はわざわざ付き合っていただきありがとうございました』
と諏訪隊の隊室前に着いたので深々と頭を下げる
「ちげぇーよ、
俺がお前らの…なんか力になりたくて無理やり入り込んだんだ
まぁ、なんにもできなかったけどよ」
『そんなことないですよ、
1人だったらあそこまで冷静にエネドラットと話出来ませんでした
諏訪さんが近くにいてくれたおかげです』
思ってたことを話せば照れくさそうに目を逸らし頭を搔く諏訪さん
「だぁぁー！もうっ！
A！腹減ったろ！
飯行くぞ！！」
『え？』
急になんか吠えた
たしかに夜飯まだだから少しお腹減ったけど
「中に他の奴もいる！
待ってろ！」
と諏訪隊室の中に入って行く
『って、え、ちょ待って諏訪さん
そんな隊水入らずのとこ
俺が割って入っていいわけない！』
そんな叫びは聞き入れられず
「お、A
久しぶりだな、元気か？？」
「Aじゃーん
今度のテスト、またヤマハってよ
赤点回避したい」
「A先輩！
お疲れ様です！」
すぐにまた隊室が開き
堤さん、小佐野、笹森の順に出てきては
それぞれ声をかけてくれる
というかおい小佐野
お前は少しは自分で勉強しろ
そして
「っしゃ、焼肉行くぞー！」
と諏訪さんが声を上げ歩き出す
「諏訪さん、焼肉やだ〜
太るじゃん
Aが寿司食べたいって
回らない寿司」
『ちょ、小佐野
勝手なこと言わないの』
俺の名前を出すんじゃない
確かに焼肉より寿司食べたいけど！
「はぁ！？てめぇら2人細すぎなんだよ！
肉食って太れ！」
「諏訪さん、Aはともかく
女の子の小佐野にそれはアウトですよ」
と堤さんのツッコミ
「セクハラ反対〜」
『セクハラ反対〜』
たまには小佐野にノッとこ
おめぇは関係ねぇ！とかなんとか言われてるが知らん
『と、言うわけで
笹森、この辺のいっちゃん高い回らない寿司調べよ』
了解です！と敬礼して
スマホを出してポチポチ調べ始める笹森
うん、可愛い
お前も従って調べるな！って笹森も怒鳴られてる
それを横目に見ながら
微笑ましく思ってしまう
なんかいいな
こうやって隊で過ごすの
俺も昔は
……なーんてね
ラッキーパーソン
都市伝説の女 鳩原未来
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 302人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぺんぽんぺん - うまさん» 返信遅くなりました！そう言っていただけて嬉しい限りです！！お待ちしていただける方のためにも更新頑張ります！ (2022年2月17日 16時) (
レス) id: 0f0d9b6492 (このIDを非表示/違反報告)
うま - 気になって一日で全部読んでしまいました…。特に過去話などは涙が止まりませんでした。更新いつでもお待ちしております！！！ (2021年11月14日 17時) (レス) @page3 id: b3a6ecfa92 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぺんぽんぺん | 作成日時：2021年10月12日 23時
