曲者揃いのスリザリンは時間の旅に出るらしい。 (ページ28)

今日:10 hit、昨日:5 hit、合計:11,301 hit

秘密をページ28

ス「ハリー！ハリー・ポッターだ！」

スコーピウスは大喜びしてハリーを見る。

ス「それにジニーも！Aのご両親も！マクゴナガル先生も！父さんも！僕の父さんだ。やあ、父さん」

ド「やあ、スコーピウス」

Aは母の姿を見て泣き出す。

母のいない世界を体験し、今ここに母がいることに安心したのだ。

「お母さん！よかった...！」

シ「それはこっちの台詞よ、みんなあなたたちを心配してた」

シーラはAの涙を優しく拭う。

ア「みんないるんだね」

ジ「マートルが教えてくれたわ」

大人たちは安堵の色を見せるがやはり怒っているようにも見える。

ア「一体どうなってるの？」

マ「話すのはあなたたちの方ではないですか？時間の旅から帰ったばかりでしょう？」

特にマクゴナガルは深刻な顔をして三人を見ている。

スコーピウスは即座に大人たちが何を知っているのかに気づく。

スコーピウスはAを見る。

「なに？」

ス「しまった、どうしよう。どこに行ったのかな？」

Aとアルバスはスコーピウスが変なことを言わないことを願うばかりだ。

「なんの話？万事オーケーよ？」

ア「どこから帰ったばかりだって？」

Aは必死に目でスコーピウスに訴えかけるがそうもいかない。

ス「なくしてしまった！タイムターナーをなくした」

ア「何をなくしたって？」

アルバスはとても困った顔でスコーピウスを見る。

Aはもう遅い、と頭を抱える。

ハリーはため息をついてアルバスを見る。

ハ「アルバス、もう知らんぷりをやめるときだ」

マ「あなた方には説明することがおありのようですね」

アルバスとAは肩を落とす。