曲者揃いのスリザリンは時間の旅に出るらしい。 (ページ8)

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確信ページ8

ハリーが険しい顔をして、女子トイレに入ってくる。

その後ろに、ドラコ、ジニー、シーラ、ウィリアム、マクゴナガル先生が続く。

しかしそこにはもう二人の少年と一人の少女の姿は皆無だ。

ハ｢アルバス、アルバス…｣

ジ｢あの子はもういないわ｣

シ｢ねえ、これって…｣

シーラは床に落ちているマントを掴む。

ウ｢Aたちのマントだ_______一体どこに行ったんだ｣

マ｢アルバスは消えました。いや、ホグワーツの校庭の下を_______いえ、消えてしまいました｣

マクゴナガルは忍びの地図を見ながらそう言う。

ド｢どうやって？｣

マー｢きれいな小道具みたいなのを使ってたわ｣

マートルが現れその場にいた6人はマートルを見る。

シ｢マートルじゃない！｣

マー｢あら、見つかっちゃった。ハロー、ハリー。ハロードラコ。それにシーラ。あなたはまたお勉強しに来たの？｣

ハ｢どんな道具を使ってた？｣

マー｢秘密だったと思うわ。ハリー、あなた歳をとってますますハンサムになって背も高くなった。どうして？｣

ウィリアムはマートルの話の流れがごちゃごちゃしておりため息を着く。

マー｢あーら、ウィリー。あなたはよくイタズラしてくれたわね｣

マートルがウィリアムをのぞき込む。

マー｢シーラを上手く口説く方法を聞いてきたこともあった｣

シーラはウィリアムを見る。

ウィリアムは咳払いする。

ハ｢私の息子が危険なんだ。マートル、子供たちは何をしているんだ？｣

ハリーは構わず話を続ける。

マー｢セドリック・ディゴリーとかいう少年を助けるつもりよ｣

ハリーは直ぐに自体を飲み込みゾッとする。

シ｢でもセドリックは_______何年も前に…｣

マー｢でもその子はなんとかなるって。ハリーにそっくりな自信に満ち溢れた目をしてたわ｣

ハ｢じゃあアルバスはあの日_______エイモスと私の話を聞いたんだ。もしかしたらあの子は魔法省のタイムターナーを_______いや、そんなことは不可能だ｣

ハリーの言葉を聞いてマクゴナガルは眉間に皺を寄せる。

マ｢全部破壊されたと聞きましたが｣

マー｢みんななんて悪い子なの｣

ド｢誰か事情を説明してくれないか？｣

これまで黙っていたドラコがとうとう口を開く。

ハ｢アルバスとスコーピウスとAは消えたり現れたりしてるんじゃない。旅をしているんだ。時間の旅を｣

マートルを除く全員が息を飲む。