４． ページ8
翌日、クラスの皆は机に突っ伏していた。
「我々はもうダメだ〜」
「ギリギリまで粘ったが…」
「やる気が出ないでござる」
「おい、勉強始めたの昨日だろ
もっと効率よく勉強できんのか
できる者に教わったり…」
「できる者…」
「よし、バカはこっちに集合」
賢いグループには
アズ君・サブノック君・アロケル君(お仕事中のケロリちゃん)
私もこれまでのテストは赤点だったから…
「よし解散！」
「みっ見放された！」
「この人数を教えきるのはムリだろ
私は入間様につきっきりだしな
そこの2名は教えるの向いてないだろうし」
「正論」
「サブローおりこうだったんだ」
「魔王たるもの知識は必要だ」
「Aさんも姐さんもこっちなんだね」
「ダメ？」
「いえ興奮します」
「あ"〜休み潰れるよぉお」
皆の休みの予定って
「なんといっても外せないのは遊園地ウォルターパーク！」
ウォルターパーク…カルエゴ先生との遊飛行に思いを馳せる
「なに！？入間君行ったことないの！？
一緒に行く！？」
「えっ！？いいの！？」
「もっちろんッ！
当然Aちゃんも来るよね！」
「何、しれっと誘ってんだよリード」
「Aが行く所へは己も行くぞ」
「一緒に遊ぶでござるよ〜」
「俺も行ってやってもいいかな〜」
「私ももちろんご一緒しますぞ！
レディもぜひとも」
「うふふ♡楽しみね〜」
皆で遊ぶコール盛り上がり
「まぁテストを乗り切ればの話だがな」
水を差したカルエゴ先生
落ち込む面々に
「ちなみに補習の監督官は私だ」
ハンッと笑った。
「あ"あ"あ"
長期休暇に監督官のカルエゴ先生と…
カルエゴ先生と…お勉強……
「全く、こんな事も分からんのか
せいぜいじっくり考えるんだな
解けるまで帰しはせんぞ…」
キャーッ♡
補習、受けたい――…ッ！！
全然嫌われてるのに、都合の良いように悶々と妄想していると、
後ろに不穏な気配が…
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零々 - ﾜｱｧｧｧ( ☆∀☆)とても面白いです！更新頑張ってください！ (2020年8月9日 15時) (
レス) id: 93a6410874 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：周杜（ｼｭｳﾄ） | 作成日時：2020年8月8日 21時
