待ち望む未来 ページ1
登校時からアズ君クラリンは入間君にぴったりくっついて離れない。
「これまた熱烈だね」
クラリンは入間君がまた悪周期になるんじゃないかって不安なようで
「悪夢を見た子供みたいだな」
アズ君は、側近として入間君のちょっとした変化にも気付けるように傍に控えているのだと
「いや、控えてはねーだろ」
「さみしかったんだな
慕われてるねぇ入間君」
「うっうん」
「ねぇAちゃんの悪周期はどんななの？」
「えっ！？」
そんなのないよ…人間だもの
「すっげーえろくなったりして…」
「マジ！？
ねーねーどうなの！？入間君」
「え！？えーっと…」
困ってる入間君を余所に私は考えていた。
カルエゴ先生の悪周期って、どうなっちゃうんだろう…
「しかし離れんな、ほれ珍獣のぼらんのか
サブローだぞ」
「ほらおやつよ〜」
サブノック君が言ってもエリザさんがお菓子で釣っても、クラリンは頑なに頭を振る
「そんなにべったりだと入間くん困るよ」
ジャズ君が機転を利かせて
入間君が離れようとすると2人はしゅんとしてしちゃって
今度は入間君が離れられなかった。
「だめだこりゃ
じゃあ逆に僕たちもひっつこう」
「よしきた」
「えっ
いや、サブノック君は…」
「ほれ我が妻も」
「えっ！？ちょっ…」
ひょいっと抱き上げられ、サブノック君・リード君＆ジャズ君に挟まれた。
「Aちゃんのむむむ胸が当たってるぅーッ」
「う…俺も…」
「なッなんだと！？」←アズ
「ズルいでござる」
「苦しい…」
「Aさん…ッ
野蛮共から早く離れて下さいッ」
「そう言われても…サブノッ…く…ぅ…ンッ」
「はわあぁぁッ耳元でーッ
僕、苦しいけどこのままでいたい…」
「同じく…」
「貴様らーッ」
「どうした我が妻、これしき
丈夫な身体に鍛えねばならんぞ」
団子状態になってる私達に向けてカルエゴ先生は開口一番
「何やっとるのだ貴様ら…気色悪い…」
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零々 - ﾜｱｧｧｧ( ☆∀☆)とても面白いです！更新頑張ってください！ (2020年8月9日 15時) (
レス) id: 93a6410874 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：周杜（ｼｭｳﾄ） | 作成日時：2020年8月8日 21時
