【おそ松さん】難病少女とお医者様【医者松】

３％ 松side ページ12

「といっても僕等はまだ会ってないんだけどね〜」

「チョロ松兄さんは診察やばそうw」

「あーDTだからなw」

「お前らもだろうが!!」

外科医 松野チョロ松

細かい観察眼と気配り、そしてなにより強い精神力により、外科医ながらもこの病院で唯一おそ松の執刀手術についていける助手でもある。

その為、兄弟からの無茶振りを振られることもあるが、それは彼が信用されているが故の行動である。

「僕も早く会いてぇっすッ！」

「すっごいカワイイ子みたいだよ♡」

「マジっすか！？」

リハビリ医 松野十四松

個性的な想像力と発想力、鍛えられた体の持ち主。明るく(とんでもなく)個性的だが、誰よりも周りを見ていてそれに合わせた行動をとっている。
小児科の子供たちから大人気。


「まぁ、私も会ってみたいわー」

松野病院看護師長 松野松代

「にしてもその歳でこの病気とは厄介な…」

松野病院院長 松野松蔵

この2人によって築かれたといっても過言ではないこの松野病院。

ここは大学病院と同じ…いや、それ以上の設備が整えられた最先端病院である。

だが、表向きは小さな病院なので、あまり人が来ない。

実は裏では国の手に余った難病患者や、重役相手の病院である。

まぁ、今いる患者はA以外は全員一般人だが。

「だけど、本当に治せないの？無理でも寿命を延ばすとかさ…」

「ないわけじゃないんだが……」

顔を顰めて渋る松蔵。

「可能性のある手術はある」

"可能性のある"

松蔵がこういう時は大抵手術の成功率が低い時だ。

しかも、今回はこんなにも渋る。

「成功率は________」









「____３％だ」

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