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重「すげーこれ神ちゃんが作ったん?」
神「そやで、かっこええやろ」
望「俺のやってお洒落やしー」
重「それAに言われるがまま作ったやつやろ(笑)」
望「うるっさ!!」
固まったレジンを土台に取り付けて無事アクセサリーは完成。
望「そんなゴツいんいつつけるん?」
神「普段も使うしライブでもつけたいわ」
重「さすがやわ」
望「見てる分にはかわええけど、俺使うってなるとキャラちゃうしなぁ」
「望は似合わなそうだねぇ」
ケーキも食べ終わってアクセサリーも完成して皆のライブDVDを流しながらごろごろ。
重「なぁ、さっき読んでた漫画さー残り借りてってもええ?」
「いいよー」
重「結構おもろいねんなぁ少女漫画」
「しげそんな見そうにないのにね」
重「あとな」
「?」
じゃん、と読みかけていたらしい漫画を取り出したしげ。
そこから1枚の写真をとりだす。
ん?
写真?
重「これ彼氏?」
神望「「!!!」」
望「かずやか!」
「どこで見つけたの」
重「これに挟まっとった。彼氏イケメンやんか」
ニヤニヤ笑ってしげが持っているの写真には瓶ラムネを持って笑ってる私と一哉が確かに写っていた。
神「え、待って。やっぱ彼氏おるん?」
重「てか彼氏おって男3人家にあげたらアカンやろー」
「いやそれ元彼だからね。
男3人あげるのは独り身でも抵抗ありましたけど」
望がしげから写真を半ば奪い取ってまじまじと見る。
望「くそ、ホンマにイケメンやん」
そう言った望の顔が本気で怖くてちょっとびっくりす
る。
望「別れても写真こんな大事にしまっとくもんなん?」
ぺいっと写真をテーブルに投げ出して、鋭い目のまま私に問いかけてくる。
自惚れるようだけど、望の昼間の発言が本心なら、そりゃいい気しないよな。
「たぶん一哉がこっそりしまったんだよ、そういう事する人だったから...ほら」
写真の裏を見ると
《ビックリした!?また一緒に花火見ような!》
と私にあてたメッセージと日付。
重「うっわ...すげー(笑)」
「しげ引いてんでしょ」
神「え、めっちゃ良くない?ロマンチックやん」
神ちゃんは素直に感心しているようで、望はやっぱり機嫌が悪い。
重「小瀧態度にですぎやでー?どんだけヤキモチ妬くねん(笑)」
望「うっっさいねん!!」
重「うっわ、何?何でこんなキレるん?こわいわー」
神「ここで望がキレるんは変やって。
何機嫌悪なってんねん」
望「...」
この一枚の写真がキッカケで空気は見事に悪くなった。
「...そろそろお開きにしよっか」
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作者名:のら | 作成日時:2019年6月12日 1時