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side 小瀧
神「Aほんまにありがとうね、めっちゃええ誕生日プレゼントやったわ」
「作ったの神ちゃんだけどね(笑)」
神「それでも!俺ちょっとレジンハマりそうやもん(笑)」
重「ほんならまた遊びくるなー
次カレー作っといて」
「結構です」
神ちゃんもしげもAに声かけて玄関を出る。
望「...」
「望」
望「...」
「はぁ...のんちゃん」
望「...なに」
「その怖い顔で明日仕事出てきたら怒るからね」
望「誰のせいやねん」
そう言ったら困った顔して笑って。
そういう顔させたい訳ちゃうのに、俺は神ちゃんみたいに大人な対応できへん。
あれやって元彼が勝手にやった事やし。
Aがしまってた訳とちゃうし。
わかってんねんけど...。
もっかいキスしたろと思って顔寄せたら顎を押し返されてできひんかった。
望「何でや」
「調子に乗らないでください」
望「すきやで。全然タイプやないけど」
「ありがとうございます。私もタイプじゃないですけど」
望「ちっっ」
「気をつけて帰ってください(笑)」
前より優しくなった気はしてる。
距離もだいぶ近くなったと思う。
やけど、これ以上に距離を詰めるにはどうしたらええんやろか。
大事な所で一線引かれてる気ぃすんねんな。
はよしろやーって後ろからしげの声がして名残惜しいけど玄関を出る。
望「おやすみ」
「おやすみなさい」
おれらがエレベーターに乗るのを確認してAは玄関のドアを閉めた。
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作者名:のら | 作成日時:2019年6月12日 1時