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「はー、神ちゃん普通に元気だね。よかった」
美「望むの家でヤケ酒したんだって？(笑)」
「ヤケかどうか知らないけど朝一顔ぱんぱんだったよ(笑)」
収録スタジオで皆さんの様子を見守る。
芸人さんとも面白く絡んでて、これを30分に編集するのがもったいないくらい。
メイク直しが入るたびにこっちを見て手を振ってくる小瀧さんとそれに便乗したりつっこんだりしてくる皆さん。
美和と2人で手を振り返すとMCを担当してる芸人さんが小瀧さんに何か話しかけてる。
何だろう、楽しそう。
2本目撮る前にお昼も兼ねた休憩が入って皆さんが戻ってきた。
小瀧さんが一番にこっちにくる。
望「俺頑張った？」
「頑張ってましたねー」
望「んふふ」
ご満悦で何よりです。
「MCの方と何お話してたんですか？」
望「毎回手ぇ振ってたからどっちがお前の女なんって言われてん。やからどっちも♡って」
神「しょーもな(笑)」
後ろから神ちゃんもやってくる。
「神ちゃん大丈夫？」
神「もう平気！復活したで。
振り入れ任せてごめんなぁ」
「いいよいいよ、まだ先長いし」
桐「淳太くんが振り覚えんの遅いからAちゃん愚痴ってんでー(笑)」
「照史くん！」
中「あんな優しく教えてくれてたのに本心はそうやったんか...」
重「ぎゃはは(笑)」
がちゃがちゃしながら楽屋へ。
お弁当が用意されてるんだけど、サラダやら飲み物やら追加の希望を聞いて近くのコンビニ買い出しに行く。
両手に袋さげて帰ってる途中廊下で今回の番組のMCさんが奥からやってくるのに気づいた。
芸人の、なんだっけ、そうだ、石田さん。
「お疲れ様です。」
石「お！WESTのマネさん、やんな？
お疲れ様です」
にかっと笑って挨拶返してくれて、いい人そう。
石「もう1人の美人さんは？」
「たぶん楽屋に居ますよ、何かお話ありますか？呼びましょうか？」
石「あー、大丈夫。
俺あの人にたぶん嫌われてんねん(笑)
しつこく連絡先聞いたから」
「美和モテますからね」
石「聞いたでー、新人マネさんなんやろ？
名前なんて言うん？」
「あ！AAです。よろしくお願いします」
上着の胸元にしまった名刺入れを出そうとしたけどあいにく両手は塞がっていた。
あたふたしてたら見兼ねた石田さんの手が伸びてくる。
石「どこ？内ポケット？」
「えっ、あのっ....ぅわっ」
胸に手当たる...！って思った私の体はぐっと後ろに引かれた。
神「うわ、やっぱ7人分頼むとすごい量やな。
一人で行かせてごめんな？
こっち持つわ」
「...神ちゃん」
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作者名：のら
| 作成日時：2019年6月12日 1時
