説得�� ページ30
いきなりの事でついていけない。
さっきまでの楽しい空気とは一変して、少しぴりっとした空気が流れてる。
そして重岡さんの目力に圧倒されてしまう。
たった一度車をだしただけでこんな事になるなんて。
ありえない。ありえなさすぎる。
あ....！
「....どっきりですか？」
中「ぶっっっ」
桐「ふぁーーーーwww」
重「淳太きたねぇ！！」
中「...っ、ごめんて、ごめん(笑)」
恐る恐る言うと、中間さんが飲んでたお酒を吹き出した。
桐山さんはめっちゃ笑い出すし...。
美「この空気でよくどっきりだと思ったね(笑)」
「いや、どっきり以外で起きえない状況だからね」
桐「まぁな、確かに(笑)」
淳「やけどこれが冗談やないんやな」
重「どうなん？やる気ないんけ」
「....」
どうやら本気の話らしい。
他の人の様子も伺う。
神「俺は一緒に働いてみたいなって思ってんで。
」
優しい笑顔の神山さん。
濱「俺も！Aちゃんと一緒に頑張りたいで！
もっと仲良うしたいし！！」
明るく言ってくれる濱田さん。
藤「俺は正直マネとか誰でもええねん。ちゃんと仕事してくれれば。
やけど、こんなに皆が言うてくれる事ってすっげー貴重な事やと思うで」
藤井さんは飾らない言葉をくれる。
望「俺やって、Aさんともっと仲ようなりたい！
それに俺らほんまええ仲間やで？一緒にいたら絶対楽しいって！！」
藤井さんの肩に手をついてこちらに身を乗り出しながら言ってくる小瀧さん。
確かに、すごくありがたい事なんだと思う。
美和のことは本当に信用してるし、美和が私を必要としてくれてるのもわかる。
WESTの皆さんが優しい人達だということも。
...やってみようか。
「あの、本当に私でよければ、よろしくお願いします。」
もう一度座り直して正座をし、皆さんに頭をさげた。
けど。
重「自分ぜっっっったい面接受かるんやで！落ちたらしばくからな！！！」
「ぅわっ..」
そう言って横から首に腕を回してきた重岡さんを支えきれず、桐山さんに倒れこんだ。
桐「あらやだ！Aちゃんたら大胆やーん♡」
「わっ、すみません！ちょ、重岡さんっ...！！」
重「ぎゃはははは！ちゃんと支えろやマネやろー！？...うぉお！？力強っっ！！！」
体制を立て直し、重岡さんを引き離す。
それすら楽しいのかけらけら笑ってる重岡さん。
てか、まだ採用されてないしっ...！！！
美「さ！真面目な話は終わった事だし後はお酒を楽しみましょう！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 919人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のら
| 作成日時：2019年4月24日 0時
