花宮廚な俺の日々＜男主＞ (ページ17)

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[番外編]　俺は花宮廚だからね、俺の方から離れるわけないじゃんページ17

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「起きたか真？」

ぼやけてうつるAの顔

真「寝てたのか？俺、」

「うん、爆睡だった！そんなに疲れ溜まってたのか？」

心配そうに顔を覗きこんでくる

真「ちょっと疲れてただけ」

寝起きで重い体を起こしソファに座り直す

「真、これ」

Aが小さな箱を

俺に手渡す

真「何？これ」

「いいから、開けてみて」

少し楽しそうにするAに

微笑んでしまった

真「！？え、」

少し驚いてしまった

「ほら、まだ渡してなかったでしょ？」

そこにはシンプルな形状の指輪があった

「誕生日おめでとう、こんくらいしか出来ないけど・・ずっと俺と居て下さい」

俺と同じ事を思っていて

こんな嬉しいプレゼントをもらって

今日が自分の誕生日だなんて忘れていた俺は

覚えてくれてた事が凄く嬉しくて

Aに抱きつく

「おっとっ、」

少し体制を崩しながらも支えてくれる

真「大好きっ・・俺もずっーと、一緒に居たい」

頬つたう涙

今までにコイツと居てどれだけ流してきたか

それは嬉し涙も悲しい涙も

真「ありがとぉ・・・・」

しょっぱい涙で視界はぐちゃぐちゃ

Aとのキスに

俺は安心できた

またこれからもコイツと居れる

心配してた俺が馬鹿みたい

って、

fin