神の気まぐれで転生させられたら文ストの世界に飛ばされた!? ３

デットアップルに入るぜ‼!＼(^o^)／ ページ11

一週間後、武装探偵社はとある事件を追っていた。龍頭抗争。その抗争を引き起こした張本人澁澤龍彦。異能力者らしい。だが、俺が見た漫画にはこんな事書かれていなかった。だとすれば...何だ?まぁ良いや。ドスくんが言っていた起こることはこれだったのかもしれない。
夜になって飛び起きると乱歩さんが居ない事に気がついた。慌てて外を見ると、霧で魔素が読み取りづらい。なる程な。これは渋沢が引き起こした現象で、異能力者以外の人間は消える。なら行かないと。
俺は急いで外へ出て擂鉢街へ一直線に走っていった。
ﾀﾞｧﾝ、ﾄﾞｶｧﾝ、ｷｰﾝ
建物が切れ、爆発し、焦げた。

『あぁ⁉』

異能力と人間が切り離される能力。ねぇ.....。なるほど。俺はこの堕天使と戦わないといけないのか。
戦っている途中、あることに気がついた。何故アイツは水属性と氷属性攻撃をしてこない？疑問だったんだ。母親に何度も水攻めをされて死にかけたのに水がトラウマになっていないのか。
異能力に影響が出ていたんだ。弱点を分かった敵はもう相手にはならない。近くには、増水しかけた川があった。

『くたばれ！』

俺は異能力に勢いよくぶつかり、川に自分の体ごと川に押し込んだ。するとどうだろうか。異能力の動きが止まり、額にあった結晶が砕け散った。異能力が自分にやどり元に戻った。

『ったく...フョードルは俺を試していたのか...まぁ良いや。急がないと』

びっしょびしょの服。責任を取ってもらわないとな。俺はそう思い擂鉢街にある塔に照準を合わせて、瞬間移動を行った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『あれ、、太宰.....?』

最上階にある部屋に着くと、白い正装になった渋沢とドスくん、太宰が居た。....太宰が裏切る訳がない。共食い戦でドスくんと対峙しているからだ。なら潜入調査かな。多分。

太宰「リツちゃん!!?何故ここに居るんだい!?」
『フョードルに呼ばれた.....で?フョードルくん。君、招待するなら事前に起こることを言っておいてくれないかな？こちとら服びっちょびちょな訳だ。着替えとか用意してくれないと流石にキレるよ?』
フョードル「ありますよ。着替え」
『よし。着替える。服が張り付いて気持ち悪い』
＿＿＿＿＿＿
着替えてみるとまぁ、俺の好みでは無いがきっちりして無くて良い。と云うか白の学ランにマント。
ドスくんの普段着と色が違うだけじゃん。

『着替えた』
渋沢「君がフョードルの言っていた輩か。精々私を楽しませることだ」

苛つく野郎だぜ→←おめおめ(ﾟ∀ﾟ)ﾋｬｯﾊｰ

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