神の気まぐれで転生させられたら文ストの世界に飛ばされた!? ２

汚濁。 ページ42

太宰「っっっーーー!!!!?」
中也「太宰!!!」

太宰のギブスをしている片腕の場所がタコさんによって抉れた。いや、千切れたとでも言おうか。
そのまま俺がいる方角ににぶっ飛ばされ、近くの樹木に打ち付けられた。

中也「っチッ...」

触手を打ち消して太宰に駆け寄る中也。

中也「太宰!!大丈夫か!?」
太宰「ってて...中也。リツちゃん...死ぬ前に一つ...言いたいことが...」
中也「阿呆か!!テメェはこんな事で死ぬような奴じゃ...!」

俺は急いでQを抱き抱え太宰に近寄った。



『えい。ﾊﾞｼｬｯ』


この仲間が死にそうと云う中"えい"と言う呑気な声が響き渡り太宰には少量の完全回復薬がかけられた。それに動揺している二人。


中也「テメェ...!水ぶっ掛けてる場合じゃ....」
『はぁ、中也。よく見てみろ。何故腕が引き千切られたにも関わらず何故血が出ていないんだ？』

中也「あぁ?血....出てねぇ」

『ほら見ろ。それにこれは”水”じゃ無くて完全回復薬!!異能力で作られてないから太宰でも部々再生ができるの!!これがかかっても腕が再生されなかった。つまり？』

太宰「ばぁ」
中也「なっ!？騙したな！てか、そんな手品する暇があったらあの悪夢をどうにかしやがれ！」


そう言い中也はキモいタコ。巨大化したラヴクラフトを指した。
何あれきっっっっしょ!?え、無理無理無理無理無理。


『....頑張れ!!』←
太宰「丸投げかい...!？仕方がない。もう残った手は一つしかないね」

中也は驚いたような顔をして


中也「真逆、汚濁を使う気か...!？」



そう言った。最後の手はそれしかないしね。仕方がないよ。何故俺が出ないかって??そんなのアレに触りたくないだけに決まっているだろう?←


太宰「アレは私の援助が遅れれば中也は死ぬ。決めるのは君だ」

中也「チッ...テメェがそう云う時はなァ...選択肢は一つしかねェンだよ」



中也はラヴクラフトに向かってあるき出した。



「汝、陰鬱なる汚濁の許容よ。更めて我を目覚ます事なかれ_____」

中也の見た目が変わり両手には暗黒空間が球体化したものを浮かばせている。何アレかっこいい。俺も出せるように頑張らないとな!!

『暴食之王』

瓦礫が結構な確率で降ってくるもんだからずっと暴食之王で食べ続けている。....もうコレ結界張ろうかな?矢っ張り良いや。解除が面倒だ。Qの守備に集中していると爆発音が聞こえたから見てみると中也が太宰の隣でぶっ倒れてるじゃないか!!早くね?え、そんなに早く終わるの?

転スラ︰カリュブディス戦１→←タコ人間。

ラッキーアイテム

電卓

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