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『…馬っ鹿みたい…』

伊作に告白してしまった私を恥じた。嫌だなぁ…なんか。気がついたら、涙が流れていた。

『ちょっと頭冷やそう…』

とりあえず海に行った。

すっごく悔しくて、泣きじゃくった。

そしたら、お義父さん達が帰ってきて、何事かと駆け寄ってきた。

「Aちゃん?!ど、どうしたんですか?!」

『うっ、し、重さーん!!』

「おわあ!!ちょ、ちょっと待っててください!」

そう言われて大人しく待っていると、お義父さんが来た。

「A!!どうした!?」

お義父さんの顔を見たとき、私は涙がぶあっと溢れ出した。

『お義父さん、私、』

私は泣き崩れるとお義父さんの側で泣いた。

悔しくて悔しくて。

忍者の三禁まで忘れかけて何をやってるんだろう。

お頭がせっかく強くなる機会を与えてくれたのに……。

「?A、この怪我はどうしたんだ?」

『!!こ、これは…』

まずい。

お義父さんにバレたらきっと⋯。

『な、なんでもないッッッ!!』

「あ!おい!!」

私はお義父さんの腕から離れて、勢いよくその場から走り出した。

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作者名:朝霧 | 作成日時:2022年3月21日 17時

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