今日:60 hit、昨日:69 hit、合計:15,023 hit
小｜中｜大
40-6 ページ45
だって、想いを伝えたとして、もし振られてしまったらと考えてしまうとどうしても告白しようって勇気は出てこない。
磯貝君がもしかして私の事好きなのかなとか、それが自分の勘違いだったら怖い。
「佳奈ちゃんって、なんでそんなにネガティブかな…」
『なんか、リスクを考えちゃうっていうか…』
「磯貝君結構モテるから、このまま誰かに取られちゃってもいいの？」
『それは…！』
「嫌なら自分からアタックしないと。
好きなんでしょ？磯貝君の事」
そうだよね…ずっと友達のままじゃ何も変わらないよね…
「あッ、磯貝君…(もしかして、聞かれた…？)」
『あ…』
「……」
私達より後から出てきた磯貝君は、顔を赤くしていてちょっと気まずかった。
「ふ、二人ともまだ帰ってなかったんだな。俺先に帰るから」
『う、うん。じゃあね』
「バイバイ(やっぱり聞かれてた…)」
この頃からだったと思う。お互い実は両想いなんじゃないかって意識しつつ、恋愛の手前で足踏みし始めたのは。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miyu_miyu33??(プロフ) - 私もです！ (9月6日 6時) (
レス) @page50 id: 805b8a7a22 (このIDを非表示/違反報告)
美羽 - 三日月とフラワーを読みました次を読みたいんですけどパスワードが分かりません (9月5日 0時) (レス) @page50 id: 3d5ecef508 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：野乃梅 | 作成日時：2023年8月19日 1時
