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磯貝君に雰囲気が似た男の子。ここの学校の制服だから、本校舎の生徒かな？
「メグいますか？片岡メグ！」
『あ、メグちゃんですか！』
「そうそう」
どうやらメグちゃんと知り合いみたい。
動物で例えるなら子犬みたいな…雰囲気は磯貝君だけど、なんだか人懐っこい感じがする。
「翔太！もう来たの？」
「うん。休憩時間になったからさ」
仲良さげに話していて、メグちゃんは早めに休憩を取るということで男の子・翔太さんと一緒にどんぐりつけ麺を持って席まで歩いて行った。
メグちゃんはクラスの学級委員の仕事で磯貝君と話しているのはよく見るけど、他の男の子とあんなに親しく話しているのはなんだか初めて見た気がする。
「あの2人、付き合ってるんだってさ」
『へぇ〜、そうなんだ…え！！そうなの！？』
「そうそう。確か殺せんせーがプール作った頃くらいからだったか」
『親密な関係なのかなとは思ったけど…おお…』
「「おお…」って、どういう反応なの」
私の反応を見て面白そうに隣でケラケラ笑う磯貝君。
だって衝撃すぎるもん。
メグちゃんは翔太さんが好きで、杉野君は有希子ちゃんが好きで、イリーナ先生は烏間先生が好きで…私もそうだけど、結構皆恋愛してるんだなって思う。
「さて、料理の方手伝いに行くか」
『うん！』
磯貝君の背中を見て思う。
私もメグちゃんみたいに、好きな人と恋人になる日が来たりするのかなって。
「…おお、急に席が埋まって来たぞ」
『うん…
………殺せんせーを殺さなかった殺し屋さん達で』
「こんだけ揃うと壮観だよな」
いつの間にか席はたくさんの人で埋まっていたけれど、ほとんどは縁のあった殺し屋達。殺せんせーが呼んだらしいんだけど、殺せないと思い知ってるからあんなに大人しいのかな。
「…ただ、人数は増えたけど、A組の集客ペースにはとても及ばない」
何か起死回生の手がないと、このままではA組に負けてしまうかもしれない。
「あ、重森さん丁度よかった」
『？赤羽君、どうしたの？』
「この3つの中だったらどれが着たい？」
『へ？これって…』
何だろうと思って赤羽君の手元を見ると、そこにはコスプレ衣装が3つ。メイド服にセーラー服にクリスマスコスプレ…
『え、これ着なきゃダメなの？』
「渚君に着せてコスプレ撮影会してお金取ろうと思ってたんだけどね」
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miyu_miyu33??(プロフ) - 私もです！ (9月6日 6時) (
レス) @page50 id: 805b8a7a22 (このIDを非表示/違反報告)
美羽 - 三日月とフラワーを読みました次を読みたいんですけどパスワードが分かりません (9月5日 0時) (レス) @page50 id: 3d5ecef508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野乃梅 | 作成日時：2023年8月19日 1時
