37-1 一輪の花 ページ26
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画面に目を向けていれば、烏間先生のいる場所の天井が爆発したかのように見えた。
「烏間先生！！モニター見てたら爆発したように映りましたが、大丈夫ですか！？イリーナ先生も！！」
〈………俺はいいが、あいつは瓦礫の下敷きだ〉
『「！！」』
烏間先生のその言葉を聞いて血の気が引いた。
〈…だが、構っているヒマはない。道を塞ぐ瓦礫をどかして「死神」を追う〉
「ダメ！！どーして助けないの烏間先生！！」
〈……倉橋さん。彼女なりに結果を求めて「死神」と組んだ…その結果だ。責めもしないし助けもしない。一人前のプロならば自己責任だ〉
烏間先生は厳しい人で、決して非道だというわけではない。
今だって、私達生徒の命を守ることが最優先だと考えて戦ってくれている。だけど…
「プロだとかどーでもいーよ！！十五の私がなんだけど…ビッチ先生まだ二十歳だよ！？」
「うん。経験豊富な大人なのに、ちょいちょい私達より子供っぽいよね」
「たぶん…安心の無い環境の中で育ったから。ビッチ先生はさ、大人になる途中で…大人のカケラをいくつか拾い忘れたんだよ」
〈……〉
陽菜乃ちゃんもイリーナ先生も、烏間先生の事が好きで…烏間先生とイリーナ先生を皆でくっつけようとしている時もよく陽菜乃ちゃんは嫉妬して悔しがっていた。
そんな陽菜乃ちゃんが今、烏間先生にイリーナ先生を助けてほしいと訴えている。
「助けてあげて烏間先生。私達生徒が間違えた時も許してくれるように、ビッチ先生の事も」
〈時間のロスで君等が死ぬぞ〉
「大丈夫！「死神」は多分目的を果たせずに戻って来ます。だから、烏間先生は
烏間先生と話した後、私達は三村君の作戦の説明を聞く。
「ビッチ先生が投げつけてった首輪だ。俺等のと同型だよな。どーだ、イトナ？」
「
ということで、皆の首についていた装置や手錠を監視カメラに映らないようにこっそり外していく。
岡島君が言うに、牢屋の中と檻の外の監視カメラは強めの魚眼。忙しい時でも一目見れば部屋全部がチェック出来るようになっているそう。この2つのカメラに死角はないけど、
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miyu_miyu33??(プロフ) - 私もです！ (9月6日 6時) (
レス) @page50 id: 805b8a7a22 (このIDを非表示/違反報告)
美羽 - 三日月とフラワーを読みました次を読みたいんですけどパスワードが分かりません (9月5日 0時) (レス) @page50 id: 3d5ecef508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野乃梅 | 作成日時：2023年8月19日 1時
