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「A班は戦闘。連絡役の茅野以外はバトル要員だ。死神や部下もいるかも。積極的に探して見つけ次第一気に叩く。B・C班が敵と会ったらすぐA班に連絡だ。助けに行きつつ挟み撃ちを狙う」
Bチームは気絶していたイリーナ先生を救出する。Aチームが戦闘が得意な集まりだとするなら、ここはイリーナ先生と特に仲良くしていたメンバー。私もBチームの所属になった。
Cチームは情報収集。個人の特有の能力に特化している人達が集まっている印象で、寺坂君を壁に各自の力で偵察と脱出経路を探す。
どのチームにも共通するのは監視カメラを見つけたらすぐに破壊すること。
「そして律、各班の円滑な連絡たのんだぞ」
〈やる気しねぇ〜、死神さんに逆らうとかありえねーし。働くぐらいなら電源落とす〉
画面にはいつもの姿からは想像できない律ちゃんのだらけた姿があった。
律ちゃん部屋の中はジュースやお菓子、ご飯が入っていたであろう容器が散乱。小汚くなった律ちゃんの周りには蝿が数匹…
これってもしかして…
『「(
この建物は電波が通じてないし、モバイル律ちゃんは律本体よりハッキングが簡単だけど…
「…この短時間で乗っ取るとは！！」
「トランシーバーアプリでも連絡は取れるよ。臨機応変で対応してこう」
「警戒を忘れるな。散るぞ！！」
ここから各チームは別行動。私達はさっき捕えられていたイリーナ先生の部屋の前にいた。
「どーする？A班ヤバいみたいだから俺等男子が救出に…」
「慌てたら思うツボだよ」
1分前に散ったばかりなのに、A班はもう死神に遭遇したと聞いて血の気が引く。
「「死神」を倒せばこっちが勝ちなのは変わらない。いずれどこかで襲って来るから。返り討ちにするだけよ」
「…ったって、A班抜きでどうやって…」
「この爆薬は人に向けちゃダメだけど、トラップや脅しになら充分使える」
竹林君の爆薬だけではない。奥田さん特製の催涙液入りペイント弾も貰っていて、顔の近くに当たるだけでパニックにできるらしい。
「おう、バトる手段は充分にある。生簀の中に小魚放して遊んでるつもりだろうけどよ、その魚はピラニアだと教えてやろーぜ」
例えが上手いと感心したいところだけど、そんな事を考えている暇はない。
扉の鍵を爆破して部屋に入ればイリーナ先生がいた。
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miyu_miyu33??(プロフ) - 私もです！ (9月6日 6時) (
レス) @page50 id: 805b8a7a22 (このIDを非表示/違反報告)
美羽 - 三日月とフラワーを読みました次を読みたいんですけどパスワードが分かりません (9月5日 0時) (レス) @page50 id: 3d5ecef508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野乃梅 | 作成日時：2023年8月19日 1時
