【ヒプノシスマイク】レモネードとクリームソーダ 2 【白膠木簓】 (ページ3)

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本番当日。8:00。

昨日の前日合わせでメンバーとスタッフさんに久しぶりに会い、とても楽しかった。
昨日は帰ると簓さんは自宅に帰ってしまっていたが、ギリギリ帰ってしまうタイミングに私も帰宅できて、お礼を言った。

私は、今日は朝イチで家を出て今は会場の楽屋にいる。

[Aちゃん本当に久しぶり！もー、今日楽しみだよー！]

[ほんとに！今日ほぼ全部出るんでしょー]

「ね、私ゲストのはずなんだけどね…まあ楽しいだろうからいいんだけど」
メンバーの同じ1期生として活動していたミクちゃんとカレンちゃん。今日は、この2人とメインMCとして企画や楽曲を進めていく。

今日はどうやら新メンバーのお見立て会もあるらしかった。
その司会は私がやるらしい。荷が重い。

メンバーの子と話しながら、衣装に着替えてメイクをして、ヘアセットをしているともう時刻は9:00になっていた。

関係者の人というかディビジョン代表の人たちは、混乱を避けるために少し早めに集合時間が指定されていた。

10:00に開場、10:30にライブ開始なので、一郎たちはそれより早い9:30までに集合となっていた。

そろそろみんないるかな。
ブロックBの関係者席までだと、着くまで15分かかるから着いたらちょうどいいな。

ヘアメイクさんにお礼を言ってから、今回のツアーのパーカーを羽織った。

衣装は、肩が出ているオフショルタイプのワンピースドレスである。青いサテン生地に、裾から中心に向かって紫のグラデーションが控えめに入っている。スカート部分にはドライフラワーがあしらわれていて、丈は膝から膝上3センチくらいだからとても上品だ。

この後も色々衣装チェンジがある。

メイクは、配信のカメラにも映えるようにいつもよりは濃いめだ。髪型は、ポニーテールを巻いてもらい、後毛もくるくるとかわいらしく巻いてもらっている。こちらも髪型チェンジが後で1回ある。

さて、とあるアイテムがたくさん入った段ボールを抱えながら関係者席へ向かった。