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[最後に1位…!の前に、スタッフさん準備お願いしまーす]
カレンちゃんの呼びかけで突然何かを運び込むスタッフさんたち。

うん?なんかこの大きさってもしかして…
運ばれてきたのは黒布に覆われた大きな物体。

「カレンちゃん?なんか私この大きさに見覚えがあるんだけど…」


[スタッフさんありがとうございます!そう!第1位名場面は、Aちゃんのピアノ演奏です!この曲は年末の歌番組でも披露させてもらえたとっておきの1曲だよねっ!]


やっぱり………!
この曲は、私のジャズピアノから始まってとてもおしゃれでノリノリな曲となっている。
私は演奏があるので、ダンスはできないがハモリながら演奏をしていて、かつジャズ調ということでかなり話題になった1曲だった。



私がカレンちゃんに促されるまま、ピアノの前に座ると、スタンバイしていたメンバーが一斉に出てきて立ち位置に着いた。

「第1位ありがとうございます。それでは聴いてください」


〜〜〜♪

ジャスピアノの軽快な音が鳴り始めると、後ろでビートが鳴った。この曲、実は私がヒプノシスマイクでラップをする時に流れるビートにそっくりなのだ。

なぜか、は知らないけど。




曲が終わると、今日1番の拍手だった。
この後はお見立て会をして、オーラスに向けて突っ走って…という流れだ。



ステージ上のみんながはけて、ミクちゃんがMCとして残る。
私は一度衣装チェンジのため、楽屋へ急いで戻った。
今回の衣装は最後だが、なぜかみんなとは楽屋が別だった。


「あれ?乱数ちゃん!と、幻太郎さんたち」

楽屋に戻って着替え終わると、乱数ちゃんたちが入ってくる。
挨拶をしにきてくれたのだ。


「やあやあ!Aはやっぱり何着ても似合うねー☆うんうん、サイリウムカラーでまとめて正解だったネ!」

「わあ…真剣にデザインしていただいてありがとうございます。皆さんライブは楽しめてますか?」

「そうですね、小生はアイドルのライブというものに生で参加するのは初でしたので非常に勉強になります」


幻太郎さんがにこやかに微笑む。いつもの、嘘ですけど、が無いから本心なのだろう。素直に嬉しい。
帝統くんも楽しいぜ!とニカッと笑ってくれた。


「あっ、そうだ。皆さんこの後すぐ席に戻りますよね。良かったら伝言をお願いしたいんですが」

「なんだ?」

「ライブが終わったら、私入り口でミニ握手会するので用事がなければ楽屋でみなさん集まって待ってて欲しいですっ」

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 白膠木簓 , hpmi夢   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 設定も文章の書き方もめっちゃ好きです...!素敵な作品をありがとうございます🥺💗続きを楽しみにしています♡ (2022年4月11日 18時) (レス) @page20 id: d7bba88e32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウサミ | 作成日時:2022年3月2日 14時

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