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*坂口安吾
ふくろうに好かれてる理由がわからない苦労人。
まさか記憶ちゃんに推されてるからとか知らなかった。(手錠片手に「これは必要ありませんね」ってセリフに惚れないわけがないだろう。え?織田作が死ぬ原因を間接的に作った?それは首領の命令であって安吾の意思はそこにない。安吾がどんな気持ちでいたか、原作読んでりゃわかるだろ?な?by記憶ちゃん)
記憶ちゃんの気配で、安吾が織田作の死に関わってたことは、既にふくろうに気づかれてるけど、記憶ちゃんの気配のおかげで許されてるとか知らないから、あんまり会いたくないって思ってる。
でも罪悪感で、できる限りの事はしてるし、なるべく健康状態や、現状の確認のために定期的に行くことに決めてる。けど、なるべく行きたくない。
ふくろうの想い人を(間接的にとはいえ)殺したという自責の念から、気を使われてることに気づけない。
政府の人間らしくないって言われて、素で、は?って声が出た。
胃薬が定期的に仕入れリストに入るようになったので、そろそろ抗議しようか考え始めてる。
その胃薬の成分の半分くらいが睡眠薬に変わってて、睡眠時は快眠かまして、寝不足が軽くなったことも本人気づいてない。(私がやりましたbyふくろう)
太宰に口説かれてる席にいたけど空気と同化してた人。
太宰になびかないかヒヤヒヤしたが、織田作との雰囲気にさらにヒヤヒヤした。このことが政府に知られたらって思うと胃が痛かった。
話しかけられなかったのは幸いだったし、他人のフリしてくれてよかったと思ってた。
実は2人で幸せになればいいとか思ってたけど首領の命令には逆らえなかった。
今でも「マジごめん」って思ってるけど口にできないし、太宰と出会ったからにはいつか知られて責められるって思ってる。
織田作の自宅から下巻とそのシリーズを回収し、『依頼されていたから』という理由で届けさせたのはこの人。「せめて遺品を手元に……」って思いだったけど、しょっちゅう読んでるの見てメンタル崩壊寸前。
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作者名:あき | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fallHP/
作成日時:2021年4月24日 1時