夏休み明け２ ページ26
豆ちゃんのクラスは
一目豆ちゃんを見ようと
ギャラリーでいっぱいだった。
ギャラリーをかき分け、前へ前へ進んで
豆ちゃんの姿を探した。
豆ちゃんは窓際の席に避難していた。
あまりの人の多さに困惑しているようだった。
私は豆ちゃんの姿を見て
まだここにいた、と安心して
胸を撫でおろした。
豆ちゃんの姿を確認すると
豆ちゃんに気付かれないように
ギャラリーの中から抜け出して
自分の教室に向った。
「大丈夫なの？」
ゆきが渡り廊下で私に聞いた。
私は返事をしなかった。
「豆ちゃん芸能人みたいだった。」
と莉子が一言吐き出した。
ゆきは私の気持ちを察してか
莉子の背中をバシッと殴った。
「痛い！何で殴るの！」
莉子が背中をさすってゆきを睨んだ。
「豆ちゃんは芸能人じゃないよ。
Aの彼氏だよ。」
ゆきの言葉で少し気を取り戻した。
私は立ち止まって二人の方に振り返り
「気使わなくて大丈夫だよ。
私は応援するって決めたから。」
と言った。
私はまた前を向いて歩き出した。
ゆきがボソっと
「強がっちゃって。」
と言ったのは
聞こえていないフリをした。
教室に戻ると
みんなが何やらスマホを操作しているようだった。
ＰＲＯＤＵＣＥ１０１では
サイトに登録して国民プロデューサーの権利を得て
投票出来るようになるらしい。
私は莉子に教えてもらって
サイトに登録した。
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ののん(プロフ) - saorisaori630さん» 友だち申請、コメントありがとうございます！長い小説なのに時間割いて頂いてありがとうございます（TT)ファイナルもぜひ最後まで読んで下さいね！ (2020年2月27日 0時) (
レス) id: b70c73754c (このIDを非表示/違反報告)
saorisaori630(プロフ) - はじめして！すごく素敵な小説でつい一気読みしちゃいました！笑ファイナルも是非読まさせて頂きたいです！友達申請しました(^^) (2020年2月26日 8時) (レス) id: 4b2dde0f96 (このIDを非表示/違反報告)
ののん(プロフ) - ちぇりさん» コメントありがとうございます(^^)面白いと言っていただけると安心ですし、やる気が出ます！！ファイナル編もよろしくお願いいたします☆ (2020年2月24日 19時) (レス) id: b70c73754c (このIDを非表示/違反報告)
ちぇり(プロフ) - はじめまして！この作品を見つけて、おもしろすぎて一気に読んでしまいました！(^^)ファイナル編も楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2020年2月21日 8時) (レス) id: 9cc5cf3336 (このIDを非表示/違反報告)
ののん(プロフ) - コメント、友だち申請ありがとうございます！がんばります(^^) (2020年2月16日 21時) (レス) id: b70c73754c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ののん
| 作成日時：2020年1月19日 0時
