出会いは突然に~Sho Aoyagi~ (ページ9)

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8.2人だけの時間ページ9

ヒロインside

翔『あのお店で働いて長いんですか？』

『1年ちょっとですかね…？
…うん、そうですね』

翔『秋山さんが言ってました
俺が初めて店行った時
｢元気で明るい子がいる｣って』

『え！？そうなんですか
なんか、恥ずかしいです笑』

翔『もし…大丈夫だったら
年齢聞いてもいいですか？』

『先月20歳になりました』

翔『若いですね！
先月ってことは…8月？』

『16日です』

翔『8月16日ですね
覚えておきます』

『いや、大丈夫ですよ！忘れても笑』

翔『いや、俺が忘れたくない』

『そうですか…？』

翔(あ……)

前から来た自転車を避けるようにあなたの手を取り端に退ける

(ッ…！)

翔『大丈夫ですか？』

『え、あ、はい！
ありがとうございます』

翔『あ、ごめんなさい💦手…』

『いやいや！助かりました
あ、私あの駅からなので！
ありがとうございます！
送って頂いて』

翔『いや、全然
またお店行きますね！』

『(*^^*)はい！お待ちしてます！』

翔『それじゃ…おやすみなさい』

『おやすみなさい』

後ろを振りかえるとずっと見てくれてる青柳と目が合う

手を振ってくれたから振り返し改札の中に入る

壱｢like？Love？
どっちなの？｣

(無理に決まってるよね…一般人だから
芸能人の人とは…)

壱馬……

心臓がバクバクして…

苦しいのは…どっちの意味？

ヒロインside～完～