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story.93 ページ7

Aside









エンマ「オクレ。」




エンマ君が指を鳴らせば、彼らの間に鎌を持った妖怪がどこからか現れた






オクレ「はい、ここに。お手を煩わせてしまい申し訳ありません、"ご主人"。」



オクレと呼ばれるその妖怪はエンマ君に敬意を示すような姿勢を取る




エンマ「気にしてねえよ!

しかし、珍しいこともあるもんだな!オクレが魂の回収し損ねるとは…。」





と彼は無邪気に笑った






オクレ「少しイレギュラーがありまして。…おや?」




苦笑いしながら、オクレさんは話していると私に気づいてニコリと笑った




具合悪そうな肌色にあの白い髪型…セットが大変そう



全身真っ黒な服着てて、髑髏のネックレスしてる




鎌を持ってる…




その鎌で何をするの…??




ちょっと怖いわ。





私はつい顔が引きつってしまう







オクレ「初めまして。私は生涯を終えた者から魂の回収をし、元ある場所へ還す仕事を生業としています。まあ、簡単に言うと死神的存在ですね。

よろしくお願いします、A……さん。私のことは気軽にオクレとお呼び下さい。」





A「あ、よろしくお願いしますッ…。」





軽く頭を下げたオクレさんに私は慌ててお辞儀をする








エンマ「じゃあ、オクレ。後は任せたぞ。

あ、還す前にもう少しだけこの二人を傍に居させてやってくれ。

もしかしたら、目を覚ますかもしれないしな。せっかく互いに見つけたんだ、一目でも会わせてやりたいんだ。」




エンマ君は優しい眼差しで、高校生の男の子とその隣に座らせている女の子を見る





オクレ「了解、ご主人。」




オクレさんはそう言い残すと、その二人を抱えて姿を消した








カイラ「私達も行くぞ、エンマ。」




エンマ「ああ、そうだな。A、行くぞ。」





彼は微笑んで、私に手を差し伸べる




私はその手を取るのを少し戸惑ったが、しばらくして手を重ねた

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桜柚季(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです(≧∇≦)これからも更新頑張りますねっ!! (2020年7月22日 21時) (レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく感動しました!続きが楽しみです。応援してます! (2020年7月19日 12時) (レス) id: 3b9902adf1 (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季(プロフ) - 水無月 リムさん» 長くなってすいません!水無月 リムさんもくれぐれもお気をつけください!コメントありがとうございました!! (2020年4月27日 8時) (レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季(プロフ) - 水無月 リムさん» わあ、本当ですか!?ありがとうございます(><)嬉しい限りです!!よ、夜中一人で!?怖くないですか?そうですね。私も五月まで休校なので勉強についていけるか不安です。少しでも早くコロナが終息することを願うばかりです! (2020年4月27日 8時) (レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
水無月 リム - はじめまして あぁヤバイ目から水が溢れてる この話、感動シーン多くて、夜中一人で見てるのでもうもう…。 コロナが流行してますがお互い気を付けましょう!応援してます!! (2020年4月25日 1時) (レス) id: 7764573d87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜柚季 | 作成日時:2019年11月14日 7時

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