ピンチ2 ページ20
"危険注意報。ニ宮と相葉が来まーす。急いで隠れてください。"
……はい？
翔ちゃんからのメッセージは、そのお気楽な文面とは裏腹に、結構ヤバイことを書いてるからビックリ！(てへっ♪)
なんて言ってる場合か私！笑
えと…ニノと相葉さんが家に来るってことは、翔ちゃんが私と一緒に住んでるってバレたらヤバイのかな、いやヤバイよね、普通に考えて。
時間、あるのかな
"あと30分！30分で家来るから！！"
30分…結構あるな。
"ひとつ、言わせてもらっていいかしら…了解よっ！"
今私がハマってるブルゾンちえみのスタンプを送信して、私は思いつくかぎり同居の証拠を部屋に運んだ。
歯ブラシ、靴、楽譜、美容品…あと、洗濯物…あっ、食器もだ。
髪の毛とかも取った方がいい？てかそこまで見るか…いや、ニノはあなどれないかも…
なんて言ってるうちに
"今、下のエントランス着いた！"
とのLINEと大量のスタ連が！！
わかったわかった！
急いで部屋に隠れて一応そっと鍵をかけた。
今、23時半か…
なんか疲れた…
明日も学校だし、寝ようかしら…うん、そうしよう。
電気を消してベッドに潜りこんだ瞬間、
ガチャガチャ
と鍵の開く音。
ニノ&相葉:｢お邪魔しまーす♪｣
大丈夫かな…
ま、あとは嵐さん達でよろしくやってください笑
私は頑張ったんで…
そう思って眠りにつこうとした瞬間
ニノ:｢あれぇ、女のニオイがするなぁ？ねぇ？相葉さん？｣
相葉:｢ひゃひゃ、しますねぇあれぇ？｣
ギクッ
入っていきなりのニノの鋭さが恐い。
ハッタリかな？そう願うけど、相葉さんは絶対わかってないよね……(苦笑)
翔:｢しねーわ笑てか相葉さん適当笑どうぞあがって｣
スタスタと廊下を歩く音が過ぎてったから、とりあえず"ほっ"とひと安心。
寝ようと思ったけど寝られないわ、これ。
リビングの方から
ニノ:｢あれぇ？部屋の配置変えた？前と雰囲気全然違うやん！｣
相葉:｢ほんとだ！なんで？｣
ニノ:｢リビング狭くなってない？なんか奥で部屋出来てるし。｣
翔:｢ん？気分転換だよ。向こうの部屋を物置にして、リビングは元々扉で仕切れば部屋になる仕様だったからそこに扉置いて、部屋を増やしてみたの。そしたらすごく快適でさぁ笑｣
なんて会話が聞こえてきて、
あれ、翔さん意外と嘘うまいなぁ笑
なんて感心したのも束の間で
ニノ:｢物置部屋作るって、よっぽどじゃん。何をそんなに置いてんの？見たいなぁ。｣
…ピンチ！！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のん(プロフ) - とあさんありがとうございます。がんばります！ (2017年2月26日 19時) (
レス) id: eef11a7cb2 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - 更新期待してます！頑張ってください！ (2017年2月26日 10時) (レス) id: a8b19414ce (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2015年3月12日 23時) (レス) id: 859f6d3557 (このIDを非表示/違反報告)
子猫先輩にはかなわない - ヤバーイ 見てるだけで羨ましすぎる・・・ (2015年3月12日 23時) (レス) id: 39a3855ce4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のん | 作成日時：2015年2月27日 0時
