story４ ページ5
「わぁぁ！？！？」
急なことにビックリしてバランスを崩し、後ろに尻餅をつく。
？『おぉぉ！！びびったぁ……。ころんだけじゃなかったのかぁ…ごめんごめんw』
飛び降りてきたピンクの髪のイケメンは驚きながらも尻餅をついた私に手を差し伸べてくれた。
その見た目はピンクベースで統一され、ふわふわしたピンク色の髪から出る猫耳に、ゆったりしたパーカーをみにまとっていてゆらゆらと横縞の尻尾を揺らしている。
タキシードを着てキリッとしているころんくんとは逆で、まるで猫だった。
私はそんな彼が差し伸べてくれた手をおそるおそるとって立ち上がると、ころんくんがその人に事情を説明してくれた。
？『通りでみない顔だと…』
さとみくんと呼ばれていたその人は事情を聞いて興味津々で私の顔を覗き込んでくる。
？『でもそんな話は俺もきいたことねぇな。』
こ『えぇ！さとみくんでも分からないのぉ！？』
思っていた以上に声をあげて驚くころんくん。
それだけ物知りな人なんだと心の中で少し驚く。
？『多分だけど、物凄い昔に同じようなことがあった気がするんだよなぁ……。城の図書館かなーくんとかに聞けば分かるんじゃねぇか？いってみるか…。』
二人は淡々と話を進めているが、私には理解しがたい話だから、ただ二人の姿をぼーっと眺める。
その真剣な眼差しが私を捉えると、
？『ごめんごめんw俺はさとみ。好きなように呼んでくれ。この世界の案内係みたいなもんだよ。君は？』
と少し腰を落として私に目をあわせてくれた。
やっぱりここは案内所だったんだと思いながら自分の名前を名乗る。
さ『Aちゃんね、よろしく。』
さとみくんはふっと笑った。
そして、さとみくんでも分からなかった私がこの世界に来た理由を探すために、今度はお城へと向かうことになった。
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由羽羅(プロフ) - ねこじゃらしさん» おおおお久しぶりです…！学生もなかなか多忙ですよね笑 ありがとうございます！とっても嬉しいです泣 更新頑張ります！！ (2021年6月25日 18時) (
レス) id: 0398dd6287 (このIDを非表示/違反報告)
ねこじゃらし(プロフ) - ぉぉぉお疲れ様ですっ！色々忙しいですよね….私も勉強に追われる日々ですw更新，気長に待ってるので由羽羅さんのペースで更新してくださいっ！いつまでも待ってます！ (2021年6月25日 8時) (レス) id: e3252e2823 (このIDを非表示/違反報告)
由羽羅(プロフ) - ねこじゃらしさん» ありがとうございます…！こんな拙い表現を褒めてくださるなんて嬉しい限りです…！！涙 更新頑張ります！！ (2021年3月25日 13時) (レス) id: 0398dd6287 (このIDを非表示/違反報告)
ねこじゃらし(プロフ) - 更新お疲れ様です！あの，もう表現ひとつひとつが好きすぎて......！続き楽しみにしてます！ (2021年3月24日 17時) (レス) id: e3252e2823 (このIDを非表示/違反報告)
由羽羅(プロフ) - ねこじゃらしさん» ありがとうございます！昨日ぶりですね！！w気に入って頂けたみたいで良かったです！！ めちゃめちゃ嬉しいです！私も好きです！(？)更新頑張ります〜！！！ (2021年3月20日 20時) (レス) id: 0398dd6287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：由羽羅 | 作成日時：2020年11月18日 20時
