story22 ページ23
1時間目が始まるチャイムがなると、先程の先生が教卓の前に立って何やら準備をしていた。
最初は魔法の授業と聞いていたから少し緊張しているが、私は基礎を教えてもらうらしいし、二人もいるから少し安心だ。
本来は自分専用のステッキをもつべきだけれど、今日はレンタル用のもので練習しようと先生は私にステッキを貸してくれた。
ステッキといってもそんなに素晴らしいものでもなく、特に私のレンタル用のなんかは質の良い木の枝だ。
本当にこれで魔法が使えるのかと疑問に感じつつ、先生の話に耳を傾ける。
先「今日は空で天気を変える魔法を練習していきましょう。小さな雲を作り、1部の空を様々な天気にしてみてください。」
そして、空へ飛ぼうと指示がでた。
席に座っていたクラスの人達は何か口々に言い、あっという間にふわふわと宙に浮いていた。
莉『A！これ、空に飛ぶための呪文ね。これをつっかえずに読んでそのステッキを頭にポンッてすると浮くから、ほら、ね？』
呪文を唱え、軽々と自分でやってみせる莉犬くん。
る『さ、やってみてください！』
るぅとくんは呪文の書いてある紙を私に見せるように持った。
なにがなんだか分からないけれど、とりあえずやってみるしかないと腹をくくる。
「ベト・ヘラソ！！」
言われた通り、呪文を唱えてステッキをコツンと頭に当てる。
すると足の力が自然と抜けて身体中が軽くなるのを感じた。
巻かれた髪の毛もゆるりと少し浮き、視界がどんどん高くなる。
「ひやっ！！浮いてる…！ちょっとまんなっっ！」
浮いたのは良いが上に昇る体は止まらず今までにない感覚に体が強張りバランスもとれない。
このままでら天井にぶつけると恐れていると二人が軽やかに近づいてきて私を捕まえてくれた。
莉『ふふっ、浮けたね、初めてにしては上手！！』
る『頭、ぶつけるとこだったねw』
二人は私の両手を１つずつとってふわりと誘導してくれる。
大きな窓から外に出る時も、何度も柱にぶつかりそうになる私を引っ張ってはエスコートしてくれた。
無事、怪我することなく灰色の空の下へと出ると、だんだん強ばっていた体の力が抜けてきてバランスも安定してくる。
二人の手を借りずに飛べるようになってきた頃、先生から魔法の練習をする指示がでた。
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変なとこで切ってごめんなさい…文字数が足りなくて……w
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由羽羅(プロフ) - ねこじゃらしさん» おおおお久しぶりです…！学生もなかなか多忙ですよね笑 ありがとうございます！とっても嬉しいです泣 更新頑張ります！！ (2021年6月25日 18時) (
レス) id: 0398dd6287 (このIDを非表示/違反報告)
ねこじゃらし(プロフ) - ぉぉぉお疲れ様ですっ！色々忙しいですよね….私も勉強に追われる日々ですw更新，気長に待ってるので由羽羅さんのペースで更新してくださいっ！いつまでも待ってます！ (2021年6月25日 8時) (レス) id: e3252e2823 (このIDを非表示/違反報告)
由羽羅(プロフ) - ねこじゃらしさん» ありがとうございます…！こんな拙い表現を褒めてくださるなんて嬉しい限りです…！！涙 更新頑張ります！！ (2021年3月25日 13時) (レス) id: 0398dd6287 (このIDを非表示/違反報告)
ねこじゃらし(プロフ) - 更新お疲れ様です！あの，もう表現ひとつひとつが好きすぎて......！続き楽しみにしてます！ (2021年3月24日 17時) (レス) id: e3252e2823 (このIDを非表示/違反報告)
由羽羅(プロフ) - ねこじゃらしさん» ありがとうございます！昨日ぶりですね！！w気に入って頂けたみたいで良かったです！！ めちゃめちゃ嬉しいです！私も好きです！(？)更新頑張ります〜！！！ (2021年3月20日 20時) (レス) id: 0398dd6287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：由羽羅 | 作成日時：2020年11月18日 20時
