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story19 ページ20

現在学校へと通学中。
昨日とは通る道がまた違って新鮮だった。


「学校には制服とかないんですか?」

莉『あ〜あるよ、一応。でも俺らは自由だね、結構ゆるいよ〜そうゆうの。』

る『もっと下のクラスはかなり厳しいらしいですけどね。』


私がもともと通っていた学校はしっかりとした制服があったからなのか、そのままの服で登校するのは少し不思議な気分だ。

「下のクラスっていうのは…?」


る『あぁ、この学校はレベル別でクラス分けされてるんですよ。もちろん僕達は1番上ですけどね。』

「そ、そうなんですか、。」

魔法を何もしらないようなこんな素人が1番上のクラスに入っても良いのだろうかと思考を巡らす。

当然無理な気しかしないが、折角なーくんが二人と同じになるよう手配してくれたのだ。
それに、どこのクラスに入っても出来ないことには変わりないだろう。


莉『てゆうか、A、敬語じゃなくていーよ〜。今日から同クラでしょ?俺達。』

る『そうですよ!僕もタメで話したい!あんまり歳も変わらないんだし!!』

あまりにも普通に言うその言葉に一体この人達は何歳なんだろう、そして何故私の年齢が分かるのだと頭が混乱する。


しかしきゅるんとした目で私を覗き込む二人に気付いて我にかえった。

「わ、分かった!タメでいくね…!」

慌ててそう答えると二人はかわいい笑顔をみせる。

このかわいい人達は一体いくつなんだ…。

同じクラスなんだから同い年かなとも思ったがこの世界のルールは独特過ぎてわからない。


そんな事を考えるのに夢中になっていると目の前で手を振られてはっとする。


莉『うぉ〜い、だいじょーぶ??』

黄色と紫のオッドアイが目の前でキラキラしていた。


「ぁっ!全然大丈夫!考え事してた…!」



ならいいんだけど、と意地悪く笑うかわいい彼はまるで小悪魔みたいだ。

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由羽羅(プロフ) - ねこじゃらしさん» おおおお久しぶりです…!学生もなかなか多忙ですよね笑 ありがとうございます!とっても嬉しいです泣 更新頑張ります!! (2021年6月25日 18時) (レス) id: 0398dd6287 (このIDを非表示/違反報告)
ねこじゃらし(プロフ) - ぉぉぉお疲れ様ですっ!色々忙しいですよね….私も勉強に追われる日々ですw更新,気長に待ってるので由羽羅さんのペースで更新してくださいっ!いつまでも待ってます! (2021年6月25日 8時) (レス) id: e3252e2823 (このIDを非表示/違反報告)
由羽羅(プロフ) - ねこじゃらしさん» ありがとうございます…!こんな拙い表現を褒めてくださるなんて嬉しい限りです…!!涙 更新頑張ります!! (2021年3月25日 13時) (レス) id: 0398dd6287 (このIDを非表示/違反報告)
ねこじゃらし(プロフ) - 更新お疲れ様です!あの,もう表現ひとつひとつが好きすぎて......!続き楽しみにしてます! (2021年3月24日 17時) (レス) id: e3252e2823 (このIDを非表示/違反報告)
由羽羅(プロフ) - ねこじゃらしさん» ありがとうございます!昨日ぶりですね!!w気に入って頂けたみたいで良かったです!! めちゃめちゃ嬉しいです!私も好きです!(?)更新頑張ります〜!!! (2021年3月20日 20時) (レス) id: 0398dd6287 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:由羽羅 | 作成日時:2020年11月18日 20時

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