宇宙一幸せな俺と ２

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ar side




高校受験は普通に上手くいった



家からも近いし楽だった





割と明るい性格だった俺はすぐに友達は作れた








女子に告られたりもしたが、





言い方は悪いけど全く眼中になかった









高校3年生になった




あっという間だった気がする







あいつの事を思い出す事は少なくなっていった






･




ｶﾞﾗｯ


先生が入ってきた

体育会系の声がでっかい先生




俺もでかいかもしんないけど


＜はい、よく聞けー！＞

＜転校生だ＞



＜入ってきていいぞー＞


周りがざわつき始めた


女子がいーなーなど、イケメン来ないかなー、など





俺は正直誰でも良くて



窓側の席だったから外を眺めてた




「ふぁぁぁ、ねみぃ」

と小声で言い軽い仮眠でも取ろうと思った









その時







ｶﾞﾗｯ



周りの声がいっそう大きくなった



えっかわいくない！？ちっちゃ！！！
男にしては顔白くね？？？？ など


少し気になってちらっと見ると





＜えー、転校生を紹介する！＞

＜名前の紹介は自分でどうぞ？？＞




「山田涼介です」
「ド田舎から来ました。慣れないことばかりですが、よろしくお願いします。」

と頭を下げた





なんかの夢かと思った




え、もう俺寝てる？







「山田…………」








周りの声にかき消されたが確かにあいつは








俺の初恋の相手だった

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