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大貴side
「はっ!痛っ…」
こんなとこで寝てる場合じゃないんだ。
行かないと。
「…っ知念…涼介…」
俺のベッドに横になってる二人が目に入った。
まさかずっと俺の看病を…?
でも、ごめんね。
「ありがとう」
ゆっくりベットから出て、部屋を出ようとした時、
ガシッ
?「どこ行くの?」
腕を掴まれた。
「離して」
?「離さない。もう絶対にね」
「涼介…」
涼介「やっとこっち向いてくれたね、大ちゃん」
「…何の用」
涼介「はぁ?何言ってんの?」
「えっ…」
涼介「お前がさ、いきなり別れようとか言うからさ、俺がっ…俺が…」
「…ごめん」
涼介「謝ってほしいわけじゃないよ…ただ、理由が知りたいのっ、別れたい理由…」
「…俺ね、最近何も上手くいかないの。」
涼介「えっ?」
「ドラマの撮影、歌番組の歌にダンスに色々…それでさ、ストレスが溜まって精神的にきちゃって…そんなの俺が頑張ったらいいだけって思うんだけど、頑張って空回りするのが怖くて…それを母さんに相談したらね、実家に帰って来て、休まないかって言ってくれたの。俺、今JUMPにいても迷惑かけるだけだし、その言葉に甘えることにしたの。」
涼介「知らなかった…」
「誰にも言ってないもん」
涼介「じゃあ、どうして別れようって言ったの?」
「俺、涼介のお荷物になりたくないから…。俺がいたら迷惑かけるし、イライラさせちゃうと思う。」
涼介「そんなの…!いくら迷惑かけられたって俺はしっかり受け止める!」
「涼介…」
涼介「辛いよ、苦しいよって俺にぶつければいいじゃん!!今まで何年間一緒にいたと思ってるの?今更、離れるなんて俺やだよ…」
「…」
侑李「そうだよ」
「知念?!」
侑李「あんな大声で話してたら、誰だって起きるでしょ」
涼、大「「ごめん…」」
侑李「大貴はさ、涼介と一緒に居たくないの?」
「…居たいよ?居たいけどさ!」
侑李「それなら、答えは簡単じゃん。離れたら、お互いが辛いだけでしょ?」
「…っ」
涼介「大ちゃん」ギュッ
「涼介…?」
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maary(プロフ) - # 永瀬 結海さん» コメントありがとうございます(_ _*))ほんとですか!?そう言っていただけて嬉しいです。更新がかなり遅いので、読んでくれてる方がいるのかなと不安になりまして...(^^;; 本当にありがとうございます。 (2019年7月28日 11時) (レス) id: d76a778794 (このIDを非表示/違反報告)
# 永瀬 結海 - 私的に、この作品だいすきなので3でも続けてほしいです \(^∀^)/ (2019年7月28日 7時) (レス) id: bce38eef0d (このIDを非表示/違反報告)
maary(プロフ) - やまありラブラブさん» ただいまです!コメントありがとうございます。ちゃんとやまありになってるか不安だったんですが、そう言っていただけて本当に嬉しいです。頑張ります!良かったら、またリクエストお願いしますね。 (2019年3月10日 22時) (レス) id: d76a778794 (このIDを非表示/違反報告)
やまありラブラブ(プロフ) - おかえりなさい。maaryさんの、書くやまありが大好きです。また、お話しが読めるのを楽しみにしています。これからも、頑張って下さい。 (2019年3月10日 21時) (レス) id: 556ce3724e (このIDを非表示/違反報告)
maary(プロフ) - なると☆narutoさん» ありがとうございます!!増やしといてください!楽しみにしてます!笑 (2018年9月18日 21時) (レス) id: d793580169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maary | 作成日時:2018年9月10日 16時