当日 ページ33
Aside
三好さんによるダンス講習と異性の落とし方の復習で、時間は溶けてゆき、あっという間に舞踏会当日の朝を迎える。
昨日三好さんに
三「ここまで出来れば、そこらの女性に劣ることは無いでしょう。Aさんの飲み込みが速くて助かります」
と言って頂けたし、大丈夫だろう。
…復習も…きっと大丈夫…
まだ見させて貰えてないが、甘利さん方に選んでいただいたドレスも楽しみだ。
まだ朝なので、気が早いと言われたら頷くしかないのだけど…
今日は私も佐久間さんもここを空ける事になるから、今のうちに片付けられるものは片付けてしまおうかな
▽ ▽ ▽
神「Aちゃーん、いるー？」
今日終わらせたかった物をひとしきり終え、自室で一息ついていると、神永さんがドア越しに声を掛けてきた。
A「はーい、いますよー。どうかしましたか？あ、入っていいですよ」
神「失礼します。そろそろ着付け始めようと思って呼びにきたんだけどさ」
A「え、あれ？まだ舞踏会始まるまで2時間はありますよ…ね？あれ、私時間間違ってた？」
神「間違ってないよ、そんな焦らないで！ただドレスは着付けに時間かかるからさ。髪型とかも有るし。これくらい早めに始めるんだよ」
A「そうなんですか…大変ですね…私1人で着れるのかな…？」
神「あーそれなんだけどさ…」
A「？？」
神「着付けってね、何人かの使用人に手伝って貰って着るのが普通なんだけどね？ほら、ここ使用人なんていないじゃん？だからさ…うん。非常に言い難いんだけど…」
A「えっ、ぇ、まって下さい。それってつまり…？」
神「俺らの中から３人位選び出して欲しいんだよね」
A「ぇ…」
え、それってつまり、まって、すっごく恥ずかしくないですか？！
だって、だって、し、下着とか…みっ、みられっ…
一瞬で耳まで真っ赤になってしまう。
神「ごめんね、でも1人でなんてとてもじゃないけど出来ないからさ。ほら、誰にするかはAちゃんが決めて良いから！本当にごめん！」
神永さんが言っている事はご最もです。けど…
神「俺に言ってくれればそいつ呼ぶからさ。皆集めるよりかましだよな？」
ぅぅぅぅ…もう、もう、ここまで来たらヤケクソでだ。時間だってある訳じゃ無いんだから。うん。
A「わ、わかりました。じ、じゃあ…」
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くろごま(プロフ) - 華さん» 初めまして〜！おこめありがとうございます！そんな…そんな…面白いなんて…ありがとうございます…嬉しいです… (2018年3月5日 21時) (
レス) id: 5b6a8fe685 (このIDを非表示/違反報告)
華 - はじめまして！華と申します。この作品めちゃめちゃ面白いです！これからも頑張ってください！応援してます！！！ (2018年1月29日 14時) (レス) id: 8b86548a5d (このIDを非表示/違反報告)
狐@(プロフ) - 面白かったです！更新大変だと思いますが頑張ってください！ (2017年12月11日 22時) (レス) id: 9e6a07dea8 (このIDを非表示/違反報告)
くろごま(プロフ) - さんたさん» おこめありがとうございます！全力で待機して下さるなんて…ありがたや… (2017年10月29日 20時) (レス) id: d88d5cb08d (このIDを非表示/違反報告)
さんた - めちゃめちゃ面白いですね！！キャラの口調がすごく当てはまってて好きです。続き全力で待機してます！！ (2017年10月25日 10時) (レス) id: 450e167dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんごま | 作成日時：2017年10月8日 21時
