名もない物語。【完結】【桃青】

2話 しあわせな日々 ページ3

桃視点
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あれから1年後、2人は小学1年生となった

青と同じクラスになり、登下校も一緒にすることがほとんどだった。

そこで、ふと気づいたんだ。


''青、めっちゃ人見知りじゃない、、？''
ということに。
青は、初めての人に話しかけられるだけで泣いちゃって。
いつも俺の後ろに隠れて息を整えているようだった。

それから症状はどんどん悪化し、俺の後ろどころか教室からも飛び出すようになった。
急いでかけつけると、過呼吸や手足の震えが見られた。

親に相談して、病院にいくと、青は''対人恐怖症''だそう。
しばらくは保健室登校になるって。

桃「青ってさ」
青「んー？」
桃「俺となら問題なく喋れるの？』
青「うん、、」
桃「そっか、なら嬉しいよ」
青「え......？」
桃「だって青と喋るの楽しいもんっ ﾆｺｯ」
青「うんっ！僕も！」
桃「保健室登校でも、時々保健室行くからね！！」
青「いいの！？嬉しい！！」



あの頃は周りの目も気にせずに。
ただ純粋に青の幸せを願っていた。


あの時まではｯ

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桃青が言っているあの頃、あの時はもうすぐだからね〜


おつ明日香〜

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