玖 ページ10
注文を聞いてる間、私は上手く笑顔を保てていたのだろうか
話し掛けられてきちんと話すことができていただろうか
二人がお店を出て店内は静まり返っていた
「いやあ、まさか二人がここに来るなんて思いませんでしたね〜」
一番最初に口を開いたのは楓ちゃん
「二人を見かけたのだって角のコンビニのところだったから、これからドライブでも行くのかと…」
「楓ちゃん、大丈夫」
再び店内は静かになってしまった
「ごめんね、大丈夫だよ。ただ普通に話し掛けて来たことには驚いたけどね。いや、まあ会社の後輩に声掛けないのも不自然か」
「A、大丈夫じゃないでしょ?」
「はぁ。やっぱり今日はお店しない!三人でお出掛けしよう!」
哲也さんはそう言うと直ぐにお店を閉める準備をし始めた
「ほら、二人とも手伝ってよ!哲也さん一人じゃ大変だから」
楓ちゃんはプレートや看板を片付けに外へ出た
あの子なりに気を使っているんだろう
私のせいでこんな雰囲気になっちゃって、本当に自分が嫌になってくる
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けいちゃん(プロフ) - すみません。言葉の訂正です!制限→せいかな! (2017年3月13日 14時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - タフケンさんの出番!全てにおいて完璧なのにあまり目立たないのは、個性的な軍団の制限?!素敵なケンチサンお待ちしてました! (2017年3月13日 14時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まこと | 作成日時:2017年3月4日 12時