恋より淋しい関係

拾壱 ページ12

哲也さんはコンビニに用事があるらしく私と楓ちゃんは車で待機中



「Aさーん、どうして登坂さんなんですか？」


「どうして、だろうねぇ」

「あ、今の言い方哲也さんっぽい」




「哲也さんと言えば、だいぶ前に同じこと聞かれたことあるんだよね」

「なんて答えたの？」





あれはいつだったっけ


確か、酔っ払って私と登坂さんの関係を話したときだから、、、五ヶ月くらい前だ


あのとき哲也さんなんて言ってたんだっけ？




あちゃー、酔っ払ってたからよく覚えてないなぁ




「覚えてないのー？あーあ、哲也さん戻って来ちゃったよ」


「多分、哲也さんに聞いた方が覚えてるよ」

「聞いてみよーっと」

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