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「こんにちは」
といつもと同じ笑顔で僕に挨拶をしてくれる彼女
だが、俺はいつものように挨拶を返せない
「なんだか珍しい組み合わせですね?」
梓さんが思ったことをそのまま口に出してくれる人で助かった
梓さんの言った通りで、何故あの沖矢さんと彼女が一緒にいるのか俺も理解できずにいた
「僕が声を掛けたんだ!ね?A姉ちゃん」
と無邪気な笑みを浮かべるコナンくん
今まで話したことがないはずなのにもう仲良くなっているのか
「そうなんです。私がよくポアロに来ることを覚えてくれてたみたいで話し掛けてきてくれたんです」
そうなのか、だが俺が気になっているのは沖矢さんの方だ
たまに街中でコナンくんと一緒に居るのを見るけど俺のシフトが入っている時間にポアロに訪れたのは初めてだ
「沖矢さんは今日もコーヒーのテイクアウトですか?」
「いえ、今日は違うんです。コナンくんの提案なんですが、もしよかったら一緒に出掛けませんか?」
なんだ、梓さんを誘いに来ただけか
「あのね、梓姉ちゃんじゃなくて安室さんと僕たち四人でお出掛けしようって誘いに来たんだ!」
....え?俺?俺を誘いに来たのか?
これはどういう風の吹き回しだ
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まこと(プロフ) - みかんさん» 少しですが、更新させていただきましたので時間があれば読んでみてください(^_^)評価ありがとうございます。 (2017年1月4日 10時) (レス) id: 5559bc45c8 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - このお話とっても良かったので評価をつけさせて頂きました!これからも頑張ってください!応援しています! (2017年1月2日 11時) (レス) id: 73725d1be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まこと | 作成日時:2016年12月20日 21時