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俺がカフェに入ると彼女は誰かを探しているようで、あるわけがないのに 俺のことを探しているのかな?なんて淡い期待を抱いてみたりして
俺が声を掛けようとしたそのとき
「安室さん!何してるんですか!今から警察が来るから待ってないと…」
急にどこかへ走り出した俺を追いかけて来たであろう、蘭さんがいた
蘭さんの言葉でハッとする
冷静になって考えてみる、もし今彼女に声を掛けたとしてなんて言うんだ?
組織に潜入している身で簡単に本名を言うことさえも危険だ
「私、先に行ってるんで早く戻って来てくださいね」
蘭さんは何故か気を遣って先に戻ってしまった
彼女はと言うと、先程の蘭さんの声に驚いてこちらを凝視している
蘭さん…取り残された俺の身にもなってくれよ
声を掛けるのを諦めて戻ろうとすると後ろから声を掛けられた
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まこと(プロフ) - みかんさん» 少しですが、更新させていただきましたので時間があれば読んでみてください(^_^)評価ありがとうございます。 (2017年1月4日 10時) (レス) id: 5559bc45c8 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - このお話とっても良かったので評価をつけさせて頂きました!これからも頑張ってください!応援しています! (2017年1月2日 11時) (レス) id: 73725d1be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まこと | 作成日時:2016年12月20日 21時