【呪術廻戦】ガチ恋した相手がまさかの“男”だった件について【五条悟】

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夜蛾さんの口調がズレているかもしれない…





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｢先輩にストォゥカァァア！？｣


｢悟うるさいぞ｣



高専内にて、

ご機嫌だった五条とそれを呆れたように見ていた夏油は、廊下の曲がり角で会った夜蛾に首根っこを掴まれしまい、職員室へと連行されていた


かなりの緊急事態らしく、いつも以上に強面が怖かったと２人は語る


そして上記の叫び声が上がったのである



｢斉藤壱馬、年齢２４…１０年前、当時Aが小学生の頃、近所に住んでいた“術式を持っていること以外は”ごく普通の中学生だった男だ

物分りもよく大人しい性格だったらしいんだが、Aに対してだけは異常なほど執着を見せていて、ストーカー行為、脅迫、更には両親を目の前で殺害し、心中しようとした｣


｢うっわなにそれキッッショ！鳥肌立つんだけど｣




オッエーとご尊顔をこれでもかと歪め、嫌悪感を露わにする五条

それに対し、ずっと黙っていた夏油はなんとも言えない表情で顎に手を添えながら、夜蛾に話しかけているはずなのに五条を見ながら言葉を投げる



｢なんというか…神林先輩って男運悪いですよね｣


｢おいなんでこっち見てそれ言うんだよ…俺も含まれてねぇよな？なぁ？傑なぁ？｣


｢お前ら最後まで話を聞け｣


拳骨をお見舞いされ、ようやく静かになった

悟は分かるがなぜ私も…と夏油は気に食わないという顔をする

それを無視して、夜蛾は続きの言葉を話していった



｢一度は呪術師によって捕らえられたんだが、その後行方不明となってしまい、Aには１人での外出をなるべく控えてもらっていた

だが、人手が足りない今、東京へ帰るための付き添う人間がいないこの状況を奴は絶好の機会だと言わんばかりに狙ってきた｣



１０年もの月日が、警戒と判断を緩ませてしまった



やはり行かせるべきではなかったか…と夜蛾は密かに思い後悔した



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