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14 危機感を ページ14
それから程なくして
電話が来たから部屋を出た
エレベーター降りて寮の入口を見ると
通行人の女子の目線が右側に集中してた
相変わらず目立つやつ
入口出てすぐ右の壁に
もたれかかって待ってた
尽:「もう少し危機感というものを
持って欲しいものだな」
《危機感？》
尽:「高校の頃よりも
増して綺麗になっているのに
1人で歩くことなど、断じて許さん。
待ち合わせは
必ず迎えに来るまでは部屋から出るな」
あー
そういうことね
それはお互い様やろ…
俺が注目されるのは
いつもの事ってことか
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作者名：あおのん | 作成日時：2024年1月3日 20時
