ツノ ページ41
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今日はグラウンドの隅を掃除する日である。
授業中でひとクラスがグラウンドを使っているため、邪魔にならないよう気をつける。
飛行術の授業らしく、皆箒に跨り、バラバラの高さに空を飛んでいた。
空を飛ぶというものはどんな気持ちなんだろうか。
風の1部になったようで気持ちいのだろう…
「うわっ!!!」ﾄﾞｻｯ
「ｱｯﾌﾞﾈｯ!!!!」
『…』
そんなことはないみたいね…
やっぱり自転車と一緒で乗りこなすのには時間がかかるのね…
まぁ当たり前か。
「うわぁぁぁ!!!」
「お姉さん!!!危ない!!!!」
『へ?』
私は声がした方を向く。
もう数十センチと言うところには箒に引っ張られた男の子が迫っていた。
『っ!!?』
私は体を動かすことが出来ないまま目を強くつむり、
時期に来る痛みを待つことしかできなかった。
その時、体に強い衝撃が走った。
ただ痛みという衝撃とは違い、引っ張られたような衝撃だった。
『…?』
目をゆっくりと開ける。
目の前には青く広がる空であり、緑の色はどこにも見えなかった。
?「大丈夫か」
『へ?』
確かこの人は…
ユウくんとたまに話している人…だよね?
その大きなツノが印象的で覚えていた。
?「平気かと聞いている。」
『あっ!だ、だだ、大、丈夫……』
?「そうか。ならよかった。人の体は脆い。もしぶつかっていたら大怪我になっていただろう。」
『助けてくれたの…?』
?「…たまたま近くにいただけだ。」
『それでも助けてくれたに変わりはないわ、ありがとう…』
私は微笑み感謝をした。
?「…捕まっていろ。下ろす。」
『え、えぇ。』
私はその人の首に腕を回し、落ちないようにした。
ゆっくりと地面が近づいてきて私はゆっくりと下ろされた。
手を離し、後ろに振り返る。
『…大きいわね…』
?「僕は人間ではないからな。」
『そ、そう…』
そういうものなのかしら…
『でも、本当にありがと…!おかげで助かったわ』
?「構わん」
『あなた、よくユウくんと話してる子よね?』
?「…!知っていたか」
『えぇ、あなたのその立派なツノで直ぐにわかったわ!…ユウくん、よくあなたのこと話してくれるのよ?優しくて、こんな俺にも良くしてくれるって』
?「そうか…それはよかった」
ふふっ、満更でもなさそうな顔ね
『ﾆｺﾆｺ』
?「僕はマレウス・ドラコニア。好きに呼ぶことを許可しよう」
『あら、じゃあ、私はA・ウラハラ。マレウス君と呼ばせていただくわね!』
マレ「あぁ。」
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零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月21日 17時) (
レス) @page45 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
薙矢夏樹(プロフ) - 制服すごく可愛いです！ (2022年4月7日 15時) (レス) @page43 id: 1d8502dc26 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 続きが気になる (2021年11月13日 22時) (レス) @page31 id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 姉貴さん» 返信・修正・最新話更新ありがとうございます！！！はい、何かあった際は伝えさせていただきます。最新話も「おぉ！」となる感じ（語彙力は皆無です）で楽しかったです！夢主の口調も好きですし…！更新、また楽しみに、気長に待ってます！ (2021年11月11日 18時) (レス) @page25 id: fb6be3cd03 (このIDを非表示/違反報告)
姉貴(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます!!文は修正させて頂きました!なるべくこちらでも見つけれるようにしますが、また何かあればご報告よろしくお願いします!! (2021年11月11日 18時) (レス) id: 3059b9c9e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姉貴 | 作成日時：2021年10月2日 18時
