【twst】NRCの清掃員兼副監督生

日本食。 ページ30

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大きな炊飯器を開けるとやはり少し冷めていた。
だが正直このくらい冷めたご飯が私は好きだったり…

『…なるほど……じゃあ作るわね!』

アズ「はい!ではお願いします!」

私は手を念入りに洗った後比較的小さなフライパンとボウルを取り出す。

ボウルに卵を2つ落としたあと、マッシュルームとほうれん草(仮)を刻み入れる。ひとつまみの塩と3つまみ位の砂糖を入れる。

『出汁があればいいのだけれど……無理そうね…』

混ぜ合わせ油を引いたフライパンに数回に分けて敷いていく。

折りたたんで敷いてを繰り返しよく見た物が出来上がった。

不格好な端っこを切り、味見をする。

最高に美味しい……

違うフライパンに油を敷き魚を焼いていく。
見た感じだと鮭のようだった。からきっと鮭(不確定)

フライパンの中でほぐし、骨と皮を取り除いていく。塩を少々加え味を微妙に濃くしていく。

お皿に取りだし一旦置いておく。

もう一度手を洗い今度は普通のボウルにご飯を入れていく。
手に塩を馴染ませご飯をすくい形にしていく。

所謂おにぎりと言うやつだ。
真ん中に穴を開けさっきの鮭(多分)を具として詰め込んでいく。

いくつかできたあと、海苔が見つからなかったので代わりとしてゴマ(っぽいもの)をまぶす。

お味噌汁を作りたい…だがそもそも味噌が見当たらないので諦めることに…

2品だが、今あるもので思いつくのがこのくらいだったため許して欲しい…

『出来たわ!』

mob「見たことの無いものばかりだ…」

mob「すげぇ綺麗に巻いてたな…どうやったんだ?」

アズ「は、早いですね…」

『少ないからね、この料理はどちらも私とユウ君がいたところの食べ物なの!だから正直味付けは私好みなのだけれど…

このご飯の塊は“おにぎり”。地域によっては“おむすび”と呼ぶわ!基本手で食べるものよ!

そしてこちらは“卵焼き”本来であれば私のいた国伝統の食器を使って食べるのだけれど、
ここにはなさそうだったからフォークで構わないわ!
召し上がれ!ジェイド君!』

ジェ「はい!ではいただきます!」

ジェイド君は手拭きで手を拭いたあと、おにぎりをつまみひと口食べた。

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