十九松 ページ20
久しぶりに大笑いした...
十四松「姐さん...カラ松兄さんも押し倒しときませんかぃ?」
貴「そいだねぇ...ヘヘ」
悪い事を考えるガキのような笑いをする。
無邪気だろ?私達...
姉さんとは違うんだ。
カラ松の方へ足を進ませる。
カラ松「ま...待ってくれ!お...俺が悪かった!」
貴「え?何?分かんないなぁ。こんな可愛い子が押し倒してあげようと言っているのに..」
カラ松「自覚済み?!」
貴「ん?私可愛いでしょ?綺麗でしょ?素敵でしょ?カッコいいでしょ?」
久しぶりにナルシストを爆発させる。
貴「良い体してるでしょ?」
カラ松「え?!嘘...俺、押し倒されなきゃいけないの?!」
貴「そうだよ?皆が目に涙をためて、私を見つめる顔が見たいの!」
鬼畜...(笑)
ドンッ!
カラ松「ウワァァァ!」
貴「煩いよ!」
押し倒した....
貴「やば...あんたの顔、クセになるわ(笑)」
一松「え?何?こいつの何処がいいの?」
トド松「僕にも分かんないよ...」
貴「何かね...この感じが良い!殴られる前の顔?みたいなぁ(笑)」
私は無意識のうちにカラ松の頭を撫でて、頬を触る。
カラ松の頬っぺたプニプニなんだけど!
貴「十四松!」
十四松「はいよ!」
貴「触ってみ!プニプニィ!」
十四松はカラ松の頬っぺたを触る。
十四松「兄さん、良い頬っぺしてマンなぁ〜(良い頬っぺしてますね)」
トド松「えー。僕にも触らせて!」
トド松にチョロ松、一松までもがカラ松の頬っぺたをさわりに来る。
貴「兄さん、頬っぺた人気でんなぁ。(頬っぺた人気ですね)」
四方八方から来る指にビビって目を瞑っている。
私はカラ松からよけ、立ち上がれるように手をかした。
十四松「姐さん..関西弁上手でんなぁ。(関西弁上手ですね)」
貴「でっしゃろ?でっしゃろ?(でしょ?でしょ?)」
十四松「独学ですかェ?」
貴「そんなバナナ!」
チョロ松「古いよ!」
はぁ...こんなに楽しいのは初めてだよ...
貴「お前さんらがうちを受け入れてくれてからうち...ホンマに楽しいわぁ」
チョロ松「関西弁!抜けてないよ!」
十四松「楽しんでくれて何よりやで」
カラ松「今までごめんな...」
このタイミングゥゥゥで標準語謝罪。
貴「ええんよ、ええんよ!気にせんとって!」
カラ松「Aに辛い思いをさせて...すまなかった。」
貴「そんな...過去ばっかり見てたらあかんよ?明日は明日の風がふくんやから」
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(´・ω・`) - あああああああああああ↑続きが気になる!!いっき読みしました!おもしろいです!これからも更新がんばってください!待ってます! (2016年4月27日 23時) (レス) id: 1c9e042282 (このIDを非表示/違反報告)
純情ぺてん師(プロフ) - めいめいさん» コメント有難うございます!すっごく嬉しいです! (2016年4月13日 0時) (レス) id: 715f4d45ee (このIDを非表示/違反報告)
めいめい(プロフ) - この話、すごく気に入りました! これからも更新頑張ってください! (2016年4月12日 19時) (レス) id: 8b2621e8fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:純情調教師 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nomuharu261/
作成日時:2015年12月25日 16時